デンマークでPCR検査を受けました。夏休みはマナーハウス訪問!

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デンマークのコロナ禍、とうとうマスク推奨に

デンマークは7月から夏休みが始まりました。再開した学校・保育園も8月2週目までお休み、大人も2〜3週間の長い休暇をとります。国境がオープンした後コロナ感染者はあまり増えていませんでしたが、夏休み終盤から感染者増加の傾向です。ソーシャルディスタンスを取ること、手の消毒は引き続き行われています。

最近の大きな動きは、電車、バスなど公共交通機関に乗る際のマスク着用が政府より推奨されるようになったこと。今まではマスク着用は空港と機内のみに限られていましたが、とうとう一般化しそうです。マスクは義務ではなく、これから薬局やスーパーマーケットで在庫を増やすとのこと。種類は使い捨てが推奨されています。

症状なしのPCR検査を受けてきました

国内の移動の規制や推奨などは特にないデンマークですが、やはり万一に備えて高齢の家族に会う前にPCR検査を受けてきました。申し込み方法は簡単、在住者の持つCPRナンバーとNEM IDがあればインターネット上でログインし、自宅近くの検査場候補と日時を選べます。空いていたため1日後の予約ができました。検査場はドライブスルー形式。(徒歩で来ている方もいたので車でなくてもいいようです)。予約時間前に着いてしまいましたがそのまま検査のポイントへ入り、保険証をスキャン。あとは、車の窓から顔を出し喉の奥の粘膜を長い綿棒のようなもので触られます。検査結果は72時間以内となっていましたが、48時間くらいにネットで確認できました。結果は陰性で安心しました。コロナ感染の疑いがある症状がある人は別の機関で検査を受けるそうです。幼児はかかりつけ医の指示により検査ができるとのことでした。

マナーハウスGammel Estrupを見学

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今年は大きな街は避け、ユトランド半島のサマーハウスで滞在の夏休み。ビーチや森の散策を楽しんだ後、古き良き郊外のマナーハウスGammel Estrupに行ってきました!こちらはデンマークで有名なマナーハウスで現在はミュージアムとして一般公開されています。夏休みだったため人が多かったものの、敷地の広さもありソーシャルディスタンスは十分とれました。

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18世紀の様子。バロック様式の豪華なインテリアが再現されています。こちらのマナーハウスは17世期からの歴史があり、まだ研究途中の仮展示もありました。

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19世紀初期の領主のスタディルームの様子です。この辺りからは資料が多く、子供部屋も再現されていて当時の生活がうかがえます。

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こちらは20世期初期の近代の領主の部屋。蓄音器や電話が登場します。豪華なリビングルームに、喫煙室、さらに来客用の写真スタジオまであったそうです。

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門の横にある使用人の部屋は、20世期の姿のままカフェになっています。当時の衣装を着たスタッフが、業務用の大きな薪ストーブとやかんでお湯を沸かしてコーヒーをいれてくれます。

場外には緑豊かな散歩道、自給自足していたころを再現した畑、鶏などの家畜もいます。豊かなマナーハウスの暮らしが見学できるおすすめスポットです。

Gammel Estrupの基本情報

  • 住所:Randersvej 2, 8963 Auning, Danmark
  • Web:https://gammelestrup.dk
  • 入場料:大人100dkk、18歳以下無料(季節により変動あり。併設のグリーンミュージアムにも入れます)

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mig

2011年よりコペンハーゲンで夫と二人暮らし。デンマーク語を勉強しながら、北欧の生活を楽しんでいます。好きなことは、食べること、陶器集め、散歩。苦手なのはラクリスです。

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