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【スウェーデン】癒し効果抜群!今夏は花やガーデニングが大人気?!
目次
- コロナ流行前と全く変わらない日常風景
- IKEAも週末は買い物客で大賑わい
- コロナの影響で花屋を訪れる人が急増?!
- 大型園芸用品店は特に大人気
- 花を飾り部屋を華やかに
- ガーデニングでストレス発散&癒し効果を得る
コロナ流行前と全く変わらない日常風景
2020年5月9日現在ロックダウンもしておらず、一部の年代を除いては外出自粛令が出ていないスウェーデン。首都ストックホルムや他の大都市ではマスクをつけ始める人々が徐々に増えてきたようですが、私が暮らしている田舎町(スウェーデン中部ダーラナ県の小さな町)では未だマスクをつけている人は殆ど見かけません!!
スウェーデンのコロナ対策についてはもちろんスウェーデン国内でも賛否両論あります。ただ、死者が増えていてもパニックに陥らず冷静なスウェーデン。それはコロナ流行前から元々他人と距離を取る国民性、娯楽が少なく、森を散歩したり湖周辺でサイクリングを楽しむなど自然と触れ合う環境が身近なせいもあるのかなと個人的には感じます。
他の欧州に比べ、緩い対策で話題になっているスウェーデンですが一応ルールは守る人が多い印象です。たとえば街のカフェやレストラン、スーパーも全く無防備かというと、そうでもなく「入店前に手を洗って下さい」「他のお客さんと距離を取って下さい」「風邪の症状がある人は店に入らないで下さい」など各店のドアに貼り紙がしてあります。
IKEAも週末は買い物客で大賑わい
この日は週末ということもありIKEA前の駐車場はたくさんの車で溢れていました。ちなみにIKEA内のレストランは閉まっていますが、それ以外は以前と全く変わらない光景です。
コロナの影響で花屋を訪れる人が急増?!
気持ちの良い晴天の週末、部屋に飾る花を求めボーレンゲ(Borlänge)の中心部から少し離れた場所にある小さな花屋さんへ。気持ちがパッと明るくなるような初夏の季節らしい花々が店内のあちこちに。マイナスイオンが広がる素敵な空間です!
店員さんによると、ここ最近花を買い求める人が増えているのだとか。イースターや母の日などのイベントに加え、コロナの影響で亡くなった友人知人、面会禁止の老人ホームに住む親族に花を贈ったり、家に居る時間が多くなったせいもあるのでしょう。
この花屋の店員さんもマスクをしておらずいつも通りの接客でしたが、レジ付近には消毒用スプレーや「お互いに距離を取って下さい」と貼り紙がしてありました。また支払いはクレジットカードのみとのことでした。
Saras Floristverkstad
住所:Sveaborgsgatan 3,Kvarnforsplan BORLÄNGE
大型園芸用品店は特に大人気
庭に植える花を買うため、ボーレンゲにある大型園芸用品のチェーン店Blomsterlandetへ向かいました。混雑を避けるため早めの時間帯に行ったにも関わらず、駐車場にはたくさんの車が!みなさん考えることは一緒のようで...(笑)
ここに来ればガーデニングに必要な物が何でも揃っている上、土にも触ったことがなような大の初心者であっても欲しくなるような鮮やかで可愛らしい花々が!!嬉しいことに2鉢で99kr(約1000円)など大特価でした!
自家栽培に関心を持つ人が増えているのか、自宅で簡単に出来るトマトやキュウリ、サラダ、じゃがいもの苗コーナーなどに足を止める人が多かったです。
お手頃価格だったので花のまとめ買いをして大満足!人生で初めて車に乗せきれないほどの花を買いました(笑)。買い物を終えた頃に店内は、更に人が増え、広い店内が狭く感じられるほど多くの買い物客で溢れていました。
驚くことに、たくさんの買い物客の中でマスクをしている人を1人も見ませんでした...。
Blomsterlandet Borlänge
住所:Norra Backagatan 4781 70 BORLÄNGE
花を飾り部屋を華やかに
さっそく買ってきた花たちを窓辺に飾ってみました。するとどうでしょう、殺風景だった部屋が一気に明るくなり気持ちも前向きに!
冬が長いスウェーデンではインテリアや花に凝る人が多い理由が頷けます。部屋に居る時間が長くなるからこそ花を飾り気分を盛り上げたいものですよね。
ガーデニングでストレス発散&癒し効果を得る
庭の畑にはルバーブ(写真中央部)が元気に育っています。何もしなくても毎年立派に成長してくれ、パイやジュース、スープにも使えるので 園芸初心者でも親しみやすい野菜。しかし大量に育ち過ぎ、毎年食べきれないのが悩みの種です。
何も植えていなかった簡易温室にはトマト、キュウリの苗を植えつけ 成長を見守ることに。
園芸用品店で発見したMizuna(水菜)の種。ここスウェーデンでうまく育つか分かりませんが、庭の畑に植えてみることにしました。シャキシャキした水菜に育ちますように!
園芸用品店で一際目立っていたこの商品...。
これは何でしょう?スウェーデン語で「insektshotell」その名も「昆虫ホテル」と言われるもの。ミツバチなど花粉媒介の役割を担う昆虫たちが安心して卵を産みつける北欧では良く知られているものです。ちゃんと家の形をしているのが微笑ましいと思いませんか?
植えた野菜を早くも狙っているかのように近所のぽっちゃりした猫たちが集まって来ました(笑)
園芸療法というセラピーがあるように、花や植物を育てたり土に触れることでストレスから解放されリラックス出来ていることに気づきました。
連日コロナウイルス関連のニュースで滅入ることばかりですが ガーデニングを愉しみスウェーデンの短い夏を満喫しようと思います。
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KANAE.T
- 宮城県出身。2014年スウェーデン・ダーラナ地方に移住。北欧、アート、デザイン、ダーラナホース、クルビッツ(ダーラナ地方の伝統的な花柄)、動物大好き!