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コペンハーゲンのアートな橋。オラファー・エリアソンのサークルブリッジを渡ってみよう!
目次
サークルブリッジとは?
コペンハーゲン中心部にあるアーティスティックな橋サークルブリッジ。デンマーク語ではCirkelbroen。王立図書館の正面にあります。運河を挟んでCristiansbroとApplebys Pladsをつなぐ歩行者と自転車用の小さな橋です。
橋は名前の通り5つの様々なサイズの円が重なり合い、各円からマストが伸び円錐状になっています。遠くから見ると5本のマストの形から運河沿いにたたずむ船のようで、コペンハーゲンの港に商船が行き来していた時代を感じさせます。
近づくとミニマルな幾何学的なデザインなのが分かります。夜にはライトアップもされますよ。
作者はオラファー・エリアソン
アイスランド系デンマーク人の芸術家オラファー・エリアソンがサークルブリッジをデザイン。コペンハーゲンの新しい建築観光スポットとなっています。「人々が集まる公共の場となるような橋になってほしい」というオラファー・エリアソン。運河沿いに続く長い直線に対し、サークルブリッジでは歩く速度を落とし、視線が変わります。コペンハーゲンの街には、そんなちょっと休憩ができリラックスできる雰囲気があるようです。
橋はノルディア基金からコペンハーゲン市への寄贈されました。基金の代表によると「サークルブリッジは、コペンハーゲン市民の街中の移動を便利にします。単なる橋ではなく芸術作品です。新しいミーティングスポットであり、港を見渡せる場所でもあります。重要なのはコペンハーゲン市民がこの橋を毎日の暮らしのなかでどう使うかということ」だそうです。
写真の、橋の右横のとても近代的なピカピカの建物はSkatteministeriet、日本でいうと国税庁でしょうか。このあたりは最近整備され、運河沿いに来たらおすすめの散歩コースです。
行き方
最寄りの地下鉄 はM1, M2 線のChristianshavn駅。徒歩で500mほど。中央駅からは1.2kmほどで途中チボリ、ニューカールスベア美術館、デンマーク建築センターを見て、Lille Langbroという橋を渡って来ることができます。
黒い建物が王立図書館(ブラックダイアモンド)です。橋からは正面の写真もしっかり撮れますよ。
サークル・ブリッジ Cirkelbroen
- 住所:Applebys Plads, 1411 København K
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mig
- 2011年よりコペンハーゲンで夫と二人暮らし。デンマーク語を勉強しながら、北欧の生活を楽しんでいます。好きなことは、食べること、陶器集め、散歩。苦手なのはラクリスです。