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コーヒーの概念が変わるかも!高級コーヒー「ゲイシャ」がコロンビアから日本へ初上陸。

記事投稿日:2019/12/21最終更新日:2019/12/23

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あなたはコーヒーお好きですか?

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どんな味のコーヒーが好みですか?苦み、酸味、コク、まろやかさ、キレの良さ、など好みは人それぞれですが、あなたは何派?

コーヒーをどのようにして飲みますか?ブラックで?ミルクや砂糖をたっぷり入れて?

どんな場面でコーヒーを飲むことが多いですか?朝起き抜け?朝食時パンと合せて?ランチ後?仕事中にひと息ついた時?

コーヒーは現代人にとって切っても切れない存在でしょう。ただ一口にコーヒーと言っても味や種類は千差万別です。

ここに柑橘類のようなフルーティな甘みとバランスの良い酸味、ハチミツや花のような爽やかで軽やかな香り、エグみや苦みといったコーヒー特有のクセが限りなく少なく、コーヒーというよりはまるで紅茶のような、という表現が似合うコーヒーがあったとしたら飲んでみたいと思いませんか?

今回は現在世界で最も高級なコーヒーのひとつと言われている「ゲイシャ」についてのお話です。

【目次】

高級コーヒー「ゲイシャ」とは?

ゲイシャ(Geisha)とはコーヒー豆の品種の一種で、日本の「芸者」とはまったく関係ありません。自生していた豆が発見された場所はアフリカのエチオピア南西部の村「ゲシャ(Gesha)」で、その村の名が由来とされています。ゲイシャ種はエチオピアからコスタリカ、パナマなどへと広まっていきました。「ゲイシャ」の名が世界的に有名になったのは2004年、毎年開催されるコーヒーの国際品評会「ベスト・オブ・パナマ」にパナマの「エスメラルダ農園」が出品した時です。「ゲイシャ」は各国の審査員から絶賛され、品評会後のオークションで史上最高値で落札されたことをきっかけに一躍有名になりました。

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ゲイシャが"幻のコーヒー"と言われる理由とは?

ゲイシャは幻のコーヒーと言われていますが、その理由は大きく2つあります。

ひとつはゲイシャは他の種に比べ半分くらいしか実をつけない為、生産性が低く、コーヒー豆生産者からすれば非効率で作りにくい品種でした。その為、生産を止めてしまう農家も多かったようです。パナマのエスメラルダ農園はそんな中でも細々と生産を続けていた数少ない農家だったのです。

もうひとつはゲイシャが育つことができる自然環境がかなり限られたものだったことです。ゲイシャは一定条件の気象、気温、そして高地(標高1500~1800m)でしか育ちません。上記の非効率な生産性、過酷な生育環境、そしてさび病発生などで、原産地エチオピアからコスタリカそしてパナマに伝わるも安定的に生産し続けることができず、ゲイシャは一旦消滅してしまったのです。

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品評会「ベスト・オブ・パナマ」で価値が評価され、一躍脚光を浴びて以降、世界各国でこぞって栽培されるようになったゲイシャですが、現在も生産量はまだまだ少なく希少でコーヒー豆ランクの頂点「スペシャリティコーヒー」に認められています。

2019年ゲイシャがコーヒー大国コロンビアから日本初上陸

コロンビアと言えば主にアラビカ種のコーヒー豆を生産しており、国民(労働人口)の1/4がコーヒー関連の仕事に従事しているというコーヒー大国です。

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コロンビアはアンデス山脈の緑豊かな丘陵地帯からなる赤道付近の国で美味しいコーヒー作りに必要な3要素①朝晩の寒暖差②降雨量(年間約2000ミリ)③日照量をすべて備えています。土は水はけのよい火山灰を多く含んでいます。火山灰は硫黄を含有し、硫黄はコーヒーの実を形成する段階でコーヒーの香りの基となるほど重要な要素です。コロンビアのコーヒー農園はその多くが小規模で機械化をせず今も手摘み、手作業でコーヒー豆栽培を行っていますが、生産量はブラジル、ベトナムに次いで世界第三位を誇っています。

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コロンビアコーヒーは、芳醇な甘み、柔らかな苦みと豊かなフルーティさが特徴で、酸味が出すぎず、バランスの良いマイルドな味でブレンドコーヒーのベースとして日本でも広く流通しています。

高級コーヒー「ゲイシャ」は今や世界中の多くの国で生産され流通し始めていますが、数ある国の中でも特にコロンビアはゲイシャ種の生育に適した国と言えるでしょう。

コロンビアコーヒー「XUE(シュー)」ブランドのゲイシャコーヒー

コロンビアでも有名ブランドである「XUE(シュー)」は数々の賞を受賞しています。

  • 2011年コロンビアコーヒー生産者連合会の品評会にて世界ベストコーヒー賞受賞
  • 2013年アメリカスペシャルティコーヒー協会品評会にてベストクオリティ受賞
  • 2015年レインフォレスト・アライアンス品評会にてベストクオリティー賞受賞

その他、2010年~コロンビアのナショナルフラッグ航空会社「アビアンカ航空」の機内コーヒーの提供、2014年には首都ボゴタのエルドラド空港内にコーヒーブティックを開業をするなど人気を博しています。

そのコロンビア「XUE」のコーヒーが2019年日本に初めて直輸入されました。

>コロンビアXUEコーヒー「ゲイシャ」

機械化された工場で大量生産されるコーヒーとの味の違い

ゲイシャコーヒーは安くはありません。2014年アメリカのスターバックスがゲイシャコーヒーを提供した時は1杯約2,000円もしたようです。

しかし少ない生産量、限られた環境下でしか生産されないという希少価値、そして機械化されず手摘みでひとつづつ収穫、選別、焙煎される手間のかかった豆です。そして何より、他のコーヒーとは明らかに別物の味わいを持ったゲイシャ。果実味とコーヒーの甘味が感じられる雑味のない軽やかで華やかな風味。

コーヒーが苦手な方も、普段ブラックでコーヒーを飲まない方も一度ゲイシャを飲んでみてください。これまでのコーヒーに対するイメージがガラッと変わると思います。

ゲイシャコーヒーが似合う時、場所

慌ただしい朝食やランチの後ももちろん良いですが、午前/午後にゆっくりとひと息つきたい時にゲイシャは似合います。大切な人、お友だち、家族と楽しいひと時を過ごしたい時、その傍らにゲイシャコーヒーがあればきっとしあわせな時を感じることができるでしょう。

今まで知らなかった、ゲイシャというこのすごいコーヒー、あなたも一度味わってみませんか?

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シンジーノ
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