タイの治安は大丈夫?2019年のタイの治安情報!

買い物、スパ、グルメと女子が旅で求める3つのポイントを押さえていて、お値段もリーズナブルなタイ。女子旅や女子一人旅、いえいえ、女性だけではなく、もちろん、老若男女が旅を楽しむ観光大国です。そんな、海外旅行の人気デスティネーションですが、実際には治安はどうなのでしょうか?今回は、旅行で注意しておきたいタイの治安についてご紹介します。

目次

基本的な被害をピックアップ!

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タイ国内で日本人が実際に遭遇してしまっている被害と注意点をピックアップしてみました。

1. スリ、ひったくり!

大使館や領事館への報告で一番多いのが「スリ、ひったくり」です。とくに人込みの多い繁華街や観光地はもちろんのこと、トゥクトゥクやバイクタクシーに乗車時に、バイクがすれ違い際に、バックをひったくってくることがあります。貴重品は、胸にしっかりと抱えるように持つなど工夫をしましょう。

2. 置き引き

スリや、ひったくりに続いて多いのが、置き引き。2019年の7月も日本人男性がスワンナプーム空港で帰国便を待っている間にイスの下に置いたカバンが盗まれた置き引き事件が報告されています。レストランやカフェなどだけでなく、最近は、被害届を出す時間がない出国客をねらった空港での置き引きが多発しているので要注意です。

3. 睡眠薬強盗

睡眠薬使って、昏睡している間に荷物や現金を盗む強盗は、タイでは圧倒的に男性が遭遇することが多いようです。旅の途中で知り合った見ず知らずの人と友達になり、飲食をする際は注意が必要です。必ず自分の飲み物が入ったグラスや食べ物には目を離さないようにしましょう。

4. 見せ金詐欺

2014年頃に多発していたのが「今度日本にいくので、日本のお金見せてください!」といわれてお金を見せたら、お金が何枚か抜かれているという詐欺。

バンコクでよく発生していて、犯人は、中東・アラブ系またはインド系の男女2〜3人組の場合が多いようです。意外に引っかからないようで、お酒などが入り寛大な気持ちになってしまうと引っかかってしまうこともある詐欺です。夜は特に気を引き締めましょう。

5. タクシーのぼったくり

メータータクシーだからといって安心してはいけません。メーターをいれないで、乗車した時点で価格を交渉してくるメータータクシーの運転手もいるので、かならずメーターを入れるかどうかチェックしましょう。メーターをいれないようであれば、すぐに下車して他のタクシーを拾った方が賢明です。

残念ながらタイの"深南部"の旅はできません。

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タイは治安が良いというイメージですが、タイとマレーシアの国境周辺の深南部(パッターニー県・ヤラー県・ナラーティワート県、ソンクラ―県の一部)と呼ばれる四県は、14世紀頃は、1つの独立した国として存在していたエリアです。その後1900年に入り、マレー半島を植民地支配していたイギリスとタイとの交渉で、国はマレーシアとタイにそれぞれ分断されてしまった歴史を持っています。

その為、マレー系イスラーム教徒の武装勢力がタイからの独立を求めて紛争を繰り返し、現在もテロ事件や襲撃事件が多く続く地域です。外務省の「渡航中止勧告エリア」に指定されているので、旅行では訪れることができないエリアです。とても美しいエリアなので、いつかまた旅行ができるエリアになるといいですね。

情報収集も大切

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安心している首都バンコクでも、反政府の集会やデモなどを不定期に行っています。出発前に、外務省の「海外安全情報」をチェックすることをお勧めします。引き締める場所では引き締めて、最後まで楽しい旅の思い出を作ってください。

>外務省海外安全情報はこちら(外部サイトに遷移します)

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徳武 加奈子

実はダイビングインストラクター。食、ライフスタイルを中心にライター業をこなしています。趣味はスタンダップパドル(SUP)。

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