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シルバー・ミューズ見学会に行ってきました!施設やレストランなどウルトラ・ラグジュアリーの魅力をお届けします!
たびこふれ編集部のmiyaです。今話題のクルーズ、みなさん乗船したことはありますか?私はまだ乗船したことがなく写真や動画でイメージを膨らませていました。
今回シルバー・ミューズ見学会のお話をいただきましたので、直接見て感じたシルバー・ミューズの魅力をお届けしたいと思います。
目次
シルバーシー/シルバー・ミューズとは?
洋上では、青い海、白い雲、輝く太陽から、自然のパワーをたくさん受けます。それは、慌ただしい日常生活では得られない、穏やかでいて、強力なパワーです。自然が奏でるハーモニーと、世界各地で人間が刻んできたリズム。地球の二つの宝を満喫できるクルーズこそ、究極のレジャーと言えるでしょう。シルバーシー・クルーズは、最上級のおもてなしと、魅惑のデスティネーションで世界最高峰のクルーズラインとして評価を得ています。
(シルバーシー公式サイトより)
シルバー・ミューズとは?
- 総トン数:40,700トン
- 全長:212.8m
- 全幅:27.0m
- 乗客定員:596名
- 乗組員数:411名
- 就航:2017年4月
ポイントは次の通り。まさに、ウルトララグジュアリーな生活が過ごせます。
- 最大600名までの余裕のある空間
- 全船・全室海側スイートルーム
- オール・インクルーシブ
- スイートルーム内ミニバーもお好みに応じてご用意
- 全室バトラー対応
- ダイニングもお好きな時間で
- アメニティはBVLGARI他2種類から
- 寄港税/チップ/Wi-fiも含まれる
お客様と1対1のサービスをMAXと考えているそうです。細かいサービスまで行き届く船旅になりそうですね。
さあ、いざ乗船!!!
受付での手続きを終え、乗船します。初めてのクルーズなので緊張がばれないようにみなさんの行動をこっそり拝見。
手荷物等の検査を済ましたら、ふっかふかの絨毯が待つ船内まであと数歩です。
すれ違うスタッフさんは笑顔でご挨拶してくださるので、ここからはワクワクだらけとなりました。
施設情報
オブザベーションライブラリー(デッキ11)
Barもありくつろぎながらパノラマビューを楽しめ、プライベートルームとして使用する方もいるとか。
入港時には、ここからの景色を見ようと人でいっぱいになるそうです。昼間でも楽しめますが、夜の景色はもっと綺麗でしょうね。お酒を飲みながら景色を堪能する、大人の時間を過ごせそうです。
外の建物は2020年東京オリンピックの選手村です。晴海埠頭に来る途中でも着々と工事が進んでいるのを眺めていましたが、クルーズの中から見れるとテンションが上がってしまいました。
双眼鏡も用意されていて、こういう細やかなサービスもうれしいですね。
ショーラウンジ(デッキ5)
乗船してまず案内されたのがショーラウンジでした。
ショーラウンジでシルバーシーのご案内を聞かせていただきました。
通常はプロダクションショーをはじめ、民俗芸能や、映画、講演まで多彩なプログラムが展開されているようですよ。
椅子の座り心地もよく、長時間座っていてもしんどくならなそうです。
フィットネスセンター(デッキ6)
長期間のクルーズ旅行。レストランもたくさんありますし、運動したくなりますよね。そこで、フィットネスセンターに行ってみるのはいかがでしょうか?
毎日オープンしており、各種トレーニング器具を備えているそうです。ランニングマシーンの目の前は海!この景色を見ながら走ればとてもいい汗流せそうです。
他のマシーンでは、お客様が運動していました。
プログラムではエアロビクス、ヨガ、ピラティスなどがあるそうなので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
入口にはBGMのスイッチが!この部屋だけのBGMが流れるのでしょうか?
プールデッキ(デッキ10)
フィットネスセンター以外にもプールデッキがあります。
開放感があり気持ちよかったです。デッキチェアには、お客さまがくつろいでいました。
この日は少し暑かったのでプールで泳ぐ男性が羨ましくなりますし、時間によってはこの広いプールを独り占めできちゃうかもしれませんね。
ザ・グリル(予約制)では、プールサイドでのカジュアルなアメリカンスタイルのグリルランチを。
ディナーはユニークなコンセプトのもと、オープンデッキで星空を眺めながら高温に熱した石の上で調理するシーフードのグリルやステーキなどが楽しめるそうです。
それでは、デッキ11に行ってみましょう。
景色がとてもよくて、キラキラしていました!レインボーブリッジやお台場なども見えています。近くでは見れませんでしたが、ジャグジーもあります。
動画も撮ってみました。どうぞ!
夜には、ここでしか見ることの出来ない夜景が見られそうです。ちなみに、デッキ11の客室廊下からはこんな感じです。
ザ・スパ(デッキ6)
女性にとってあると嬉しい1つがスパ。ここでは、スパ、美容院、ネイルサロンがあるそうです。(有料)
「乗船後でも予約は可能ですが、早めにご予約された方優先で、ご希望の時間、日時を設定致します。」とのことですので、事前予約をするのもよいかもしれません。
スパのお部屋に入った瞬間にとてもいい香りが。この香りだけでも癒されそうです。
シガーバー(デッキ8)
アーツカフェの隣のお部屋になります。
「シガーバーではダビドフやその他の有名ブランドの葉巻をご用意しており(有料)、お好みの葉巻をコニャックなどとともにお楽しみください。」とのことです。
きちんとお部屋が分かれているので、吸う方、吸わない方のどちらにも配慮していました。
カジノ(デッキ7)
カジノには入ることが出来ませんでした。
「ルーレット、ブラックジャック、スロットマシンがございます。ご利用は18歳以上の方に限定されます。
船内はほとんどキャッシュレス対応ですが、カジノする場合は現金(ドル)を用意したほうがいい」とのことでした。
オールスイートの客室は細部にいたるまで究極へのこだわり
デラックス・ベランダ・スイート(デッキ8)
今回見せていただいたお部屋はデラックス・ベランダ・スイートになります。
<フロア案内図>
<廊下>
お部屋に入ってすぐには、バスルームとトイレ、洗面台があります。大理石のバスルームは広めに感じましたし、全体的に明るかったです。
バスタブに付いている以外にも、シャワールームがありました!
アメニティはブルガリです!それだけでも気分が上がりました。
写真を撮るのを忘れましたが、フレグランスも置いてありここでもいい香りがしていました。
先に進むと。
ベッドがありました。事前にツインベッドかクイーンベッドが選べるそうです。
枕は9種類の中から選べるということで、自分好みの枕が見つかりそうですし長期滞在するにも嬉しいサービスですね。
レストランのメニュー(一部)をお部屋で食べることができるそうなので、たまには海を見ながら自分たちの空間で食事なんていうのもいいですね。
テラスには出られませんでしたが、景色は最高ですね。朝日や夕陽などをここで楽しむこともできそうです。
最後になんとなく気になったものをご紹介します。
コンセントです。海外のホテルに宿泊するときも先に調べておけば!なんてこともありますよね。
クルーズはどうなっているのかと思い、撮ってみました。
クローゼットです。着いてすぐに収納してしまえば、お部屋も広々使えますね。
>>>シルバー・ミューズの客室について詳しくはこちらから(公式サイト)
「お好きな時に、お好きな方と」をモットーにした食事
お腹が空いたときに好きなものを食べられるというは、極上の幸せを感じられそうですよね。
シルバー・ミューズでは、次の8つのレストランで自由に食事ができます。お部屋でも食べられますし日替わりで楽しむなんてこともできそうです。
- シルバー・ノート/※予約制(デッキ7):インターナショナル
- ラ・テラッツア/※予約制(デッキ7):イタリア料理
- ラ・ダム/※予約制、別料金(デッキ4):フランス料理
- インドシナ(デッキ4):アジアン・フュージョン
- スパッカ・ナポリ(デッキ11):イタリア料理
- ザ・グリル/※予約制(デッキ10):アメリカンスタイルのグリルランチ
- アトランティード(デッキ4):シーフードやステーキ
- カイセキ/※予約制、別料金(デッキ4):日本料理
>>>シルバーシーの食事について詳しくはこちらから(公式サイト)
今回は、そのうち4つのレストランを見学させていただきました。
シルバー・ノート/※予約制(デッキ7)
ジャズを聴きながらお食事やバーとしても楽しめるそうです。
予約制となっていますが、人気のレストランの1つのため早めに予約することをおすすめします。
この距離で生演奏が聴けるということで人気なのもわかります。
バーカウンターもあるので、昼・夜どちらで来るか迷いそうです。
ラ・テラッツア/※予約制(デッキ7)
朝食と昼食はアウトドア席もあるカジュアルな雰囲気のビュッフェスタイル、夜はオーシャンビューを楽しみながらのアラカルトのイタリアンレストラン。
朝・昼のビュッフェでは、お寿司とお刺身が必ず用意されているとのこと。
お寿司はカリフォルニアロールや太巻きのような感じなので食べやすそうです。
お刺身もたっぷり用意されていましたが、サーモンの多さにやっぱりか!となりました。ちなみに真ん中もほぼサーモンです。
スイーツもありました。1口サイズなのが嬉しいですね。
これ以外にもたくさん並んでいて全種類食べるのに何日かかるかな?と思ったくらいです。どれも美味しそうでしたが、食べられないのが残念でした。
入口にはワインがずらりと。有料のものもあるということなので事前に確認しておくと良いですね。
そして、この料理を開放感にあふれる席で食べられるなんて贅沢な時間を過ごせそうです。
ラ・ダム/※予約制、別料金(デッキ4)
エレガントな雰囲気の中で食事をいただける1番人気のレストラン。ワイン好きな方にはおすすめだそうです。
この高級感をもっとわかっていただきたいと思い、動画も撮ってみました。
入った瞬間に高級感が。記念日などのお祝いというのもいいですね。
インドシナ(デッキ4)
最後のレストラン紹介です。通常は夜のみですが、この日は特別にランチを用意していただけたんです!
どんなメニューが食べられるのか楽しみすぎてソワソワしていました。
席に座り、メニューを開きました!
日本語じゃなかった。日本語のメニューはなく、日本語対応しておらずスタッフさんも英語でした。日本語対応をしていくことが今後の課題ともおっしゃっていました。
ドリンクは、赤・白ワイン、ジュース、お水から選べました。スパーリングワインもあったかもしれません。
・Black Angus & Artichoke Carpaccio
カルパッチョはさっぱりした感じもしましたが、お肉の旨味が口に広がりました。
ボリュームもありましたが、ペロリと食べてしまいました!
普段オリーブは食べないのですが、チャレンジ!...好みが分かれますね。
・King Scallops & Strawberries
ホタテのイチゴジャム添え。
ホタテの表面の焼き具合と中のプリプリの触感が楽しめました。
レモンバターソースとストロベリーソースで別々に味わったり、混ぜても味わいが変わって美味しかったです。
ストロベリーソースが最後、口の中でほんのり甘さが残るのが私好みでした。
・パン
3種類あったようですが、説明を聞けなかったのでなんのパンなのかは不明です。
フランスパンのように表面が固く、中がフワフワしたパンでした。
・Filet of Prime American Beef
メインはお肉かお魚のどちらかを選びました。
私たちが座った席のみなさんはお肉を選んでいました。
お肉が柔らかくソースとよく絡みます。お肉の下にはマッシュポテトがあり、一緒に食べても美味しかったです。
手前にはマッシュルームと奥にはお野菜が。どれも濃厚でした。
見た目お肉が2枚だと思っていたら、もう1枚隠れておりボリューム満点で大満足です!
・Lemon Meringue Pie
レモンのタルトと紅茶(コーヒー)。
デザートなので甘い物を想像していましたが、レモンのタルトがすっぱい!添えてあるメレンゲは甘味があるので交互に食べたり一緒に食べたりしていましたが、すっぱさが勝っていました。
自分では選ばないデザートなので新鮮でした。
メインのお魚も気になりましたが周りに食べている方がいらっしゃらなく見られなかったのが残念。どのお料理も美味しくて贅沢なランチをいただけて幸せでした。
この素敵な空間もあり、美味しいものを食べながら楽しいお話をしているとあっという間に時間が過ぎていきました。
外の景色を眺めながら過ごせる場所と憩いの場
パノラマラウンジ(デッキ9)
床から天井まで全面窓のラウンジです。
午後はアフタヌーンティー、夜はダンスや音楽演奏もここで開かれることもあります。
自然の光と船内から外の景色を楽しめますね。
デッキに出た瞬間、「綺麗」と言っていました。いつも見ている風景とは違う特別感が溢れてきました。
アーツカフェ(デッキ8)
幅広い才能の絵画や彫刻を展示しているアーツカフェでは、軽食やカフェをいただけるそうです。
夜はカクテルラウンジになります。
一部の椅子もアート仕様になっていたり、それ以外にもさまざまな絵が飾ってありました。
ドルチェヴィータバー(デッキ5)
その日のプログラムによりピアノの生演奏が行われ、夕食前の食前酒を、またショーの後の憩いの場として利用できます。
フロントもこちらにあるそうです。
最後に
今回初めてクルーズを見学させていただきました。
お部屋に荷物を入れてしまえば、あとは手ぶらでも動けて好きな時間に好きなものを食べたり飲んだりできるというのはあらためて幸せなことなんだと感じました。
1度クルーズに乗るとハマるよ!とよく聞きますが、いつも時間に追われている生活から離れて、のんびり自分のために時間を使う!まさにご褒美ですね。
お友達、おひとり、ご家族などそれぞれの楽しみ方ができるのもクルーズの良さだと思いました。
機会がありましたら、みなさんもクルーズ旅行に行ってみるのはいかがでしょうか。
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miya
- 食べることや、写真を撮ることが好きな旅行初心者。音楽を聴きながら散歩をするのも楽しみの1つ。
いつか行きたい一人旅!