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ラグジュアリー船「クリスタル・シンフォニー」が長崎にやって来た!
多くのクルーズ船が来る長崎港。今回はクリスタルクルーズが運航する「クリスタル・シンフォニー」が寄港しました。なかなか日本に寄港する機会のない船ですので、今回このラグジュアリー船をご紹介いたします。
目次
- クリスタル・シンフォニーってどんな船?
- まずは入口の様子から
- クルーズ船の楽しみはやはり船内でのお食事!
- サウナとプールの様子
- 船からの眺めはどんな感じ?
- 運動できるスペースもバッチリ
- お待ちかねのお部屋の様子をご紹介します
- クリスタルクルーズの代金は「オール・インクルーシブ」がポイント
- 最後に
クリスタル・シンフォニーってどんな船?
- 船籍:バハマ
- 総トン数:51,044トン
- 全長:238m
- 全幅:30.2m
- 喫水:6.5m
- 総乗客数:848名
- 総客室数:566室
- 建造年:1995年、クバナー・マサヤーズ(フィンランド)にて
- 運航会社:クリスタルクルーズ(アメリカ)
- クラス:ラグジュアリークラス
世界のクルーズ客船ではカテゴリーが4つに分かれており、上から
- ブティッククラス(目安:1泊当たり600米ドル程度)
- ラグジュアリークラス(目安:1日当たり400米ドル程度)
- プレミアムクラス(目安:1泊当たり200米ドル程度)
- カジュアルクラス(目安:1泊当たり100米ドル程度)
となっています。今回の「クリスタル・シンフォニー」は、上から2番目のラグジュアリークラスです。
まずは入口の様子から
入口は5デッキから。船内に入ると5デッキにはレセプションがあります。
ホテルのフロントのようなもので、船内でのアクティビティの予約やルームサービスの手配をする所です。
クルーズ船の楽しみはやはり船内でのお食事!
写真にはありませんが、5デッキにはメインダイニングである「ウォーター・サイド」があります。
クルーズ船での夕食はコース料理で、メインダイニングでの食事は2交代制(ツーシーティング)となりますが、このクリスタル・シンフォニーでは夕食の時間になると、特に時間指定はなく好きな時間に行って良いとの事です。
クリスタル・シンフォニーにはレストランが6か所あり、スペシャルティーレストランは基本的には有料。ただし、1回は無料で利用できるとの事でした。
イタリアンレストラン「プレゴ」
こちらはイタリアンレストラン「プレゴ」。
和食レストラン「umiuma(うみうま)」
こちらは、和食レストラン「umiuma(うみうま)」。
外国船にも関わらず、このレストランでは本格的な日本食が味わえます。しかもシェフは日本人だそうです。長い航路では日本食は必ず懐かしくなると思います。
中華料理「シルク・キッチン&バー」
11デッキにある中華料理「シルク・キッチン&バー」。内装がオシャレです。
ランチタイムだったのでビュッフェになっていました。
パームコート
11デッキにある「パームコート」。船首側にあり、飲み物やケーキ等が楽しめるサロンです。
サウナとプールの様子
クリスタル・シンフォニーには大浴場はありませんが、サウナはあります。
クリスタル・ライブ・スパ
こちらは12デッキにある「クリスタル・ライブ・スパ」です。
シーホースプール
11デッキには優雅な「シーホースプール」が有ります。真水ですが、加温してあるジャグジーもあります。
船からの眺めはどんな感じ?
船首からデッキに出た時の眺め。船上から見る長崎の景色は違って見えます。
船尾から見た眺め。遠くに旭大橋と長崎港フェリーターミナルが見えます(停泊は松ヶ枝埠頭国際ターミナル)。
運動できるスペースもバッチリ
運動不足になりがちなクルーズ旅ですが、フィットネスセンターもしっかり完備しています。
6デッキから外に出て、海風に当たりながらウォーキング等はいかがでしょう?船をぐるっと一周すると約400mあります。
お待ちかねのお部屋の様子をご紹介します
最後に部屋をご紹介。10デッキにある「シーブリーズ・ペントハウス」(34㎡、ベランダ付)
クリスタルクルーズの運行する船は外国船にも関わらず、浴衣の準備があります。
クリスタルクルーズの代金は「オール・インクルーシブ」がポイント
クルーズ船は食事や船内プログラムが無料!というイメージがありますが、外国船の場合は結構有料のものが多く、意外とお金を使ってしまったという事があります。
しかし、このクリスタルクルーズは「オール・インクルーシブ」という全てクルーズ代金込み(一部の有料施設は除く)というのがポイントです。
クリスタル・シンフォニーでのクルーズ代金に含まれるものは、
- ビールやワイン、カクテルなどのアルコール類(一部は有料)
- 船内のチップ
- 食事のルームサービス
- 船内のインターネット(Wi-Fiあり)
等です。
最後に
なかなか日本でお目にかかることが出来ない「クリスタル・シンフォニー」を今回ご紹介させて頂きました。
日本への寄港は年に1~2回程度で、ほとんどが外国航路だそうです。
定員848名に対して乗組員数は566名と、クルーひとりが担当するお客様は1.5人となり、大型客船にはない細やかで日本的なサービスが味わえます。
ほとんどが外国人(特にアメリカ人)のお客様との事ですが、日本人が一人でも乗っていれば日本語の船内新聞の用意があり、日本語スタッフもいるとの事で、安心のクルーズ旅が楽しめそうです。
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ながさき
- 旅行業界27年目、国内旅行が得意です。