新大阪から奈良が直結!おおさか東線に乗って新駅を探検してみました

目次

新駅が4つ登場です!!

2019年3月16日に、おおさか東線が全線開業しました。新駅も4つ出来て、新大阪から奈良までつながり、地元がとても便利に!!せっかくなので、新しく出来た4駅を探検してきました。

JR西日本公式HP:詳しくはこちら

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南吹田駅・JR淡路駅・城北公園通駅・JR野江駅の4つが新しい駅です。

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構内.jpg

駅の基本的な構造は、新しい4駅基本的に同じで、相対式ホーム2面、エレベーター2基(各ホーム1基)エスカレーター4基(各ホーム上り1基・下り1基)となります。 どの駅も、基本の印象は新しくてシンプルで機能的!(バリアフリー)でした。

方面.jpg

待合室.jpg

エスカ.jpg

ベンチ.jpg

新駅を、まずは2駅ご紹介します!!

南吹田看板.jpg

4つの駅舎には、実はそれぞれの駅舎のコンセプト、駅カラーがあります。 まずは、新駅で1番北の【南吹田】駅です。駅舎には、かっての水路の風景を表現しています。 実際に、今の【南吹田】駅の辺りは工場地帯ですが きっと昔はのどかな風解が広がっていたのでしょうね。

南吹田駅.jpg

太陽みたいな優しいオレンジ色が、南吹田駅を彩ります。続いて【JR淡路】駅です。

淡路駅.jpg

菅原道真が中州(中島)であったこの土地を、淡路島と間違えて上陸したという地名の由来より、当時の川の流れなどを駅舎に表現しています。 阪急【淡路】駅との間には、商店街もあり4駅の中で1番にぎやかな印象です。 ホームの端から阪急電車も見えます。

阪急.jpg

【JR淡路】駅は、華やかでにぎやかな??ピンク色です。

写真_ピンク.jpg

東淀川商店街にあるカフェでブレイクタイム

ここで、少しぶらり途中下車のブレイクタイムです。 駅近くの商店街にあるロカコーヒーさんにお邪魔しました。

ロカコーヒー.jpg

美味しいコーヒー(深みがあります)と、イケメンマスター(ここ強調で!!) 。ふわふわの(ここも、強調しておこう)、なんと!!スプーンですくって食べる名物パンケーキです。 ふわふわのパンケーキは、大体20~30分の御時間が必要なので、ゆとりを持ってご注文ください。 さておき、ラテアートが可愛いのに歩き回って暑くなってアイスコーヒー頼んじゃったですよ。。

いや、まあ、素敵なラテアートはこれ読んでお店に行って下さる方のお楽しみ♪という事で!!そういう事で!!
これから、暑くなっていきますが、【インスタ映え】間違いなし!なので。(どの口が言うのか。。)

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パンケーキ.jpg

コンパクトなお店ながらひっきりなしにお客様が訪れて、とても活気がある人気店でした。 周辺にも安くて美味しそうなお店が目白押しで、舌の肥えた淡路っ子たちを飽きさせない【JR淡路】駅前商店街の豊富なラインナップです。

ロカコーヒー

  • 住所:大阪市東淀川区東淡路4-18-5
  • 電話番号:080-4564-7241
  • Instagram:ロカコーヒー

編集部註:現在一時閉店しています。詳細はInstagramより確認してください。

残り2駅の新駅をご紹介します!!

城北公演通駅.jpg

【城北公園通】駅の駅舎は城北地域には多くの渡し場があり、水運業が盛んであった事から渡し舟が水面に浮いている様子を表現しています。今は駅の近くを、大きな道路や阪神高速が交差するまさに『通』の駅です。

城近出口.jpg

太陽が眩し過ぎて、ちょうど見えないんですけど(意味ないですよね。。。)【城北公園通】駅の出口には東口=【蕪村口】があります。 うっすらと(意味がですね。。)遠くに蕪村さんのポスターの存在も感じることが出来ます。

城北公園駅.jpg

駅カラーは、紺に近い渋めの青です。こんな所にも蕪村さんアピールです。 本当は都島区側は、【与謝蕪村生誕駅】としたい!!と熱心に署名を集める活動も行われていた新駅。今回は夢かないませんでしたが、 意外や意外!!岡山には【宮本武蔵】駅があったり、人名(偉人という事でしょうか)のついた駅名をつける事は可能だそうです。いつか、夢がかなう事を信じましょう。

岡山県【宮本武蔵駅】の詳細はこちら

ぶそん.jpg

都島区の【蕪村さん推し】が、そこかしこに。

野江駅外.jpg

そして、最後の【JR野江駅】駅舎は榎並猿楽の発祥地である事にちなみ、 猿楽の衣装と能の舞台を引用し表現しています。ここらで少し歴史散歩してみましょう。

猿楽碑.jpg

【JR野江駅】の近くにある榎並小学校の門の近くに、石碑が静かに佇んでいます。 石碑と説明文が設置されています。 石碑は榎並城跡地とまとめられていますが、それだけこの場所が歴史的に大切な場所であったことが窺い知れます。 猿楽は平安時代の名称で、江戸時代に入ってから【能楽】と改められたとの事。 榎並猿楽は鎌倉時代の末期に新しく発祥し、本座である京都の丹波猿楽をしのぐほどの人気がありました。その後、応仁の乱の影響もあり衰退していったそうです。ロマンですね。

城東区HPはこちら

猿楽説明.jpg

最近では、地域や小学校から子供猿楽の公演を行ったり、新駅の誕生を祝して榎並猿楽に関する講座も行われました。 せっかくの地域の財産ですから、大切にして復活させていってほしいですね。

野江駅舎.jpg

【野江】駅の駅カラーは、やわらかいグリーンです。少し近くを走る京阪電車の色にも似ていますね。

野江スタンプ欄.jpg

【野江】という名前は、高田郁さんの時代小説『みをつくし料理帖』の伝説の太夫の名前でもありますが、この【野江】駅(正確には、地下鉄の野江内代駅から)つけられたそうです。 とても素敵な作品なので、興味のある方はぜひ!!
もっと、【JR野江】駅に愛着がわくかも知れません。

花1.jpg

今では、駅の 周りはタワーマンションも多いファミリーゾーンですが、長くは貨物列車の線路であった事からか、線路の周りはこんなにのどかな風景が広がっています。

25花2.jpg

最後に

皆さんの気になる駅は、見つかりましたか?

新駅が出来たことで4つの駅の歴史や風景、街並みの魅力に改めて気づくきっかけになりました。 これからもこのおおさか東線の沿線を探りつつ、北へ南へ出かけて行きたいと思います。

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とうもと くみ

舞台観劇とスポーツ観戦(球技・格闘技)が趣味な、どこでも行っちゃう『インドア脳だけど、アクティブ派体験型トラベラー』です。旅しながら、少し昔の物語を書き続ける事が、夢。離島や、閉じられた館で事件が起こったり、時代劇の人情ものが大好物。

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