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トロントの夏をBBQ&BEERフェスティバルで満喫!
目次
トロントの夏は短い!
トロントの夏は短いです。というより、冬が例年10月末から4月末と長いので、暖かい春・夏が訪れることをカナダ人は心待ちにしています。
そして、いざ暖かくなってきて外を出歩ける陽気になってくると、明らかに通りで見かける人の量が増えます。そんなトロントでは、5月〜9月前半頃まで、都市部の至るところで、貴重な夏を楽しもうと、毎週末のようにフェスティバルが開催されています。移民都市トロントでは、説明しきれないほどの様々なイベント・フェスティバルがあります。今回は私が個人的に気に入っていて、何度か足を運んだことのある「BBQ&BEERフェスティバル」のご紹介をします。
カナダは外で飲むことが法律で禁止
突然ですが、知っていましたか?カナダでは、飲食店以外の公共の場(外)で飲むことが法律で禁止されています。日本のように、コンビニでお酒を買って公園で飲む、電車で飲む、お祭りで缶ビールを買ってその場で飲む、なんてことが一切できないのです。
もちろん、野外フェスティバルやストリートフェスティバルも外で飲めないので、お酒を飲みたい人はレストランかバーの敷地に行かないといけません。バーがパティオを持っていれば、敷地内なので一応外で飲むことができますが、いつでもどこでも気軽に、というわけにはいきませんよね。
レストランで飲むとなると値段も気になるし、カナダではチップも払わないといけません。ですので、お酒好き・夏に外で飲むことが大好きな私は、毎年夏になるとこの法律と葛藤しています。
BBQ&BEERフェスは外で飲んで楽しめるイベント
私のようにお酒好き・夏に外で飲むことが好きな人にぴったりなフェスティバルがこれです!
BBQ&BEERフェスティバルは、毎年Woodbine Parkというトロントダウンタウン東部にある、ビーチの近くの公園で行われるイベントです。北米で有名なスペアリブ・ローストチキンのお店、オンタリオ州の地ビール、その他屋台が複数出店しており、グルメ好き・ビール好きにはたまらないイベントです。
また、広大な公園で行われるので、子連れ・団体大歓迎で、毎年家族連れやグループが多く集まり盛況しています。ピーク時には、BBQの屋台には行列ができ、30分以上待つこともあるほど人気のあるフェスティバルです。
このイベントは、巨大な公園に広大なフェンスが張られています。いわば超巨大な敷地で、入場の際に身分証明書を見せてリストバンドを付けてもらえば、その中でならお酒を飲んでよいのです。敷地内、と言っても上の写真のようにそれはそれは広い公園なので、敷地内と感じることはありません。訪れた日は天気にも恵まれ、とても暑い1日になりました!
こんなものが食べられます・飲めます
私たちが実際に訪れて、食べたものをご紹介します。
Mill Streetというオンタリオ州の地ビールと、フライドオニオンです。底部分だけ切らずに丸ごと揚げた豪快なフライドオニオンは、揚げ上がるとお花のように開いて、見た目もフォトジェニックです。サイドに付いているタルタルソースとの相性抜群で、ビールも食もめちゃくちゃ進みます。
かなりのボリュームでしたが、大人4人で飲みながら分けたので意外にも食べきれました。
BBQエリアでは7店舗が出店していましたが、今回はルイジアナスタイルのBBQをウリにしている、この屋台でメインディッシュを購入することにしました。
後ろのオーブンで中をじっくり焼いたあと、グリルでソースをたっぷりかけて仕上げ焼きをします。
お目当てのスペアリブは、ポークが一般的ですが、今回はビーフを選びました。こってりした甘辛いソースに、ジューシーで適度に歯ごたえのある牛肉が合う!時間をかけてオーブンでローストしたあとに、グリルで焼かれるスペアリブは、手間暇がかかっているだけあって絶品です。
付け合わせのコールスローとビーンも、またお肉とは違う味付けで、良いお口直しになりました。
締めに、揚げたてのミニドーナツを購入。揚げたて新鮮で美味しかったのですが、シナモンパウダーがかかりすぎて粉っぽくなっていたのが残念でした・・・
とにかく暑い、喉が乾く1日だったので、レモネードも購入。オーダーしてからレモンをしぼってくれるので、とても新鮮で美味しかったです。
今回の記事では、数あるトロントのフェスティバルの中から「BBQ&BEERフェスティバル」のご紹介をしました。
トロントの夏はフェスティバルやイベントが目白押しで、どこに行こうか迷ってしまうほど魅力的です。北米に来るチャンスのある方は、ぜひ夏のトロントに立ち寄ってみてくださいね。
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もも
- 2012年よりトロント在住。自営業、ブロガー、2児の母。