14世紀にタイムスリップ!南仏プロヴァンス地方アヴィニヨンで最新3Dテクノロジーガイドツアー体験!
記事投稿日:2018/05/21最終更新日:2018/05/21
Views:
舞台はフランス・アヴィニヨンの「法王庁宮殿」
南仏プロヴァンス地方にある古都「アヴィニヨン」。ここは14~15世紀の約100年間ローマ教皇庁が置かれていました。
この街の中で一際大きく街のシンボルともなっているのが、世界遺産にも登録された「法王庁宮殿」。ここには約50mの堅牢な城壁に囲まれた約15,000平方メートルの敷地に新旧の宮殿が残っています。
今回は、その広大な宮殿を効率よく、楽しく案内してくれる最新の3Dテクノロジーを利用したオーディオガイドについてご紹介していきます。
GPS・7か国語に対応!タブレット「HISTOPAD」を使った最新ガイドツアー
法王庁宮殿は、ヨーロッパ最大のゴシック様式の宮殿です。その中でも約20か所が一般公開されており、オーディオガイドはそのうち9つの部屋を紹介してくれます。まず入り口で、こちらのタブレット端末(HISTOPAD)を受け取ります。日本語を含む7か国語対応なので安心です!
HISTOPADはGPSに対応していて、自分のいる位置や次の目的地までの経路をMAP上で教えくれるので広い敷地内でも迷いません!
14世紀にタイムスリップ!
経路を進んでいくと自動的にヘッドフォンからガイド案内が流れます。
目的の部屋に着いたらこのようなメダル絵が描かれている台があり、近づくとタブレットが自動的にカメラモードになるので、そのままメダルをスキャンしてみて下さい。
すると現代から14世紀にタイムスリップ!当時のその部屋の様子が映し出されます。今は何もない石の壁がむき出しの空間も、当時はタペストリーや絵画で埋め尽くされていました。その活気に満ちていた当時に思いを馳せることが出来ます。
VRのように自分が動くとタブレットの中の映像も動くので、まるで本当に自分がその空間にいるようです。
宝探しのミニゲームも楽しい!
タブレット画面内の部屋には虫眼鏡マークがあり、それをタップすると詳しい説明や部屋の模様のアップを見せてくれます。各部屋に隠されたメダルを探す宝探しのミニゲームもあり、広い宮殿の見学でも飽きません。
宮殿の人気スポット
少し階段が多く大変ですが塔を上り、そこから中庭を見下ろすと、宮殿がいかに大きいか分かります。
また、街も一望できるので是非塔にも上ってみて下さい。
法王庁宮殿(アヴィニョン教皇庁/Palais des Papes)
- 住所:Place du Palais, 84000 Avignon
- TEL:+33 4 32 74 32 74
- 公式サイト:http://www.palais-des-papes.com/fr
もう一つの世界遺産「サンベネゼ橋」
アヴィニヨンにはもう一つの世界遺産、サンベネゼ橋があります。ここは民謡『アヴィニヨンの橋の上で』で良く知られおり、牧童のベネゼが神のお告げを聞き10年の歳月をかけて12世紀に完成した橋だそうです。宮殿から徒歩15分ほどで着くので是非立ち寄って下さい。
サンベネゼ橋
- 住所:Pont d'Avignon, Boulevard de la Ligne, 84000 Avignon
- 公式サイト:http://www.avignon-tourisme.com/Monuments-et-Patrimoine-culturel/AVIGNON/fiche-4615600-1.html
最後に
フランスと言えばパリのイメージが大きいですが、TGV(ヨーロッパを代表する超高速列車)を使えば約3時間であっという間に南仏アヴィニオンに到着します! 是非このHISTOPADを使用した最新のガイドを体験してみて下さい。
最後までお読みいただきありがとうございました。 少しでも多くの人にフランスの魅力が伝われば嬉しいです。
では、メルシー☆
- この記事を書いた人
海外現地情報編集部 - 「たびこふれ」は、旅行好きな全ての方のための旅行メディアです。旅行のプロや現地に精通したライターが中心となり、「旅行に行きたい!」と思えるような、魅力的な旅行情報を発信しています!
記事投稿日:2018/05/21最終更新日:2018/05/21
Views: