見たら幸せが訪れる?「草津のサンヤレ踊り」は国指定の無形民俗文化財

毎年5/3に開催!五穀豊穣と無病息災を願う祭礼

五穀豊穣(ごこくほうじょう)と無病息災を願う祭礼は日本各地にありますが、毎年5月3日の祝日に滋賀県草津市で行われる「草津のサンヤレ踊り」もそのひとつ。下笠町(しもがさちょう)など草津市内の各所で見られる祭礼行事です。

そもそも「サンヤレ踊り」とは?

室町後期から近畿地方を中心に流行した風流囃子物(ふりゅうはやしもの)の流れをくむ踊りです。平成5年(1993)には国指定の無形民俗文化財に選ばれています。
ちなみに無形民族文化財とは・・・衣食住、生業、信仰,年中行事等に関する風俗慣習、民俗芸能、民族技術及びこれらに用いられる衣服、家具、家屋、その他の物件など人々が日常生活の中で生み出し、継承してきた有形・無形の伝承で人々の生活の推移を示すものである。(文化庁ホームページより引用)花笠やたすきをした子どもが踊りの中心で、踊り手は二列縦隊で移動。踊り場に到着すると、両列が向かい合ったり、コの字形に並んだりしながら、太鼓やササラ、笛などを打ち鳴らして賑やかに囃し立てながら短い踊りを繰り返します。

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(c)(公社)びわこビジターズビューロー

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(c)(公社)びわこビジターズビューロー

「サンヤレ」は「幸あれ」が転じた言葉♪

「サンヤレ踊り」という名前の語源は、囃子の音頭の中でリズミカルに繰り返される「サンヤレ、サンヤレ」という言葉です。サンヤレは「幸あれ」が転じた言葉とされています。この日の為に一生懸命練習をした華やかな衣装に身を包んだ子どもたちが披露する踊りを見ているだけで、幸が訪れそうです。京都からJR線で24分で行ける草津。アクセスも良いのでGWのご旅行にいかがでしょう?きっとサンヤレになれますよ!

◆草津のサンヤレ踊り◆

・開催地:老杉神社(滋賀県草津市下笠町1196)など
・アクセス:JR草津駅からバスに乗り約10分、下出下車、徒歩約5分
・写真提供:(公社)びわこビジターズビューロー

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