公演直前!ドラムストラックのリハーサルスタジオにお邪魔しました!


「ドラムストラック」ってご存知ですか?
ヨハネスブルグに拠点を持つドラムカフェDram cafeというグループが行う
ドラムパフォーマンスです。
日本では2008年以来毎年公演しており、今年2012年は5回目のパフォーマンス。
ニューヨークのブロードウェイでは18カ月のロングランを記録するなど、
まさに伝説的な南アのドラムグル―プなのです。

EA_20120702_01.JPGドラムストラックの去年のパンフレット


この人気の秘密は、観客全員が出演者と共に参加できるというスタイル。
観客一人にひとりに一個づつジャンベが用意されており、
観客は舞台からの合図に合わせてこのジャンベを一緒に叩きます。

始めは恥ずかしがってか中々叩けないという人が、
最後には手が痛くなるほど叩いてしまったというほど、パワフルなジャンベ。
ストレス解消にももちとんいいとのことですが、
今年の日本公演のダイレクターキャシー・ロスによれば、
一緒にリズムを刻むということで得られる「一体感」を感じてほしいとのと。
ドラムには人と人をつなげる不思議な力があるそうです。
お陰で公演は毎年sold outの大盛況だとか。一度はまると病みつきになそうです!

そんな日本公演に向けてリハーサル真っ最中のドラムカフェのスタジオにお邪魔しました。
スタジオがあるのはヨハネスブルグの中心街。ビルが立ち並び、人通りも少なく閑散として場所。
そこになる響くドラムの音...そう、そこがドラムカフェのスタジオでした。

EA_20120702_02.JPG入り口に貼られたドラムカフェのマーク。


ベルを押すとメンバーの一人が笑顔で出迎えてくれました。
スタジオは大きな倉庫のようなところ。
ここは楽器を保管するミュージアムも兼ねており、
珍しいドラムや楽器が飾られていました。

EA_20120702_03.JPGアフリカンドラムの数々


その奥ではメンバーが楽器を足につけ、練習の真っ最中。
6月の寒さにも負けず、繰り返しステップを確認し合っていました。

EA_20120702_04.JPG練習の様子

EA_20120702_05.JPG足につけていた楽器


毎年公演のたびにオーディションをし、新しい人を選別するそうですが、
今回は前回が大成功したこともあり、同じメンバーでの参加。
それだけあって、メンバー同士の結びつきが硬く、
今年は去年よりもいいものができると張り切っていました。

EA_20120702_06.JPG去年のステージを見るメンバーの様子


練習の合間をぬって最も古いメンバーの一人タイニ―に
インタビューすることができました。

EA_20120702_07.JPGドラムストラックに欠かせないメンバーのタイニー。


彼女は5年前からすべての日本公演に参加し、プロモーション活動などでも、
日本に何度も行っているかなりの日本ツウ。
日本の好きな食べ物は、お寿司、クレープ、タイ焼き!
だから太るねっと言う彼女の笑顔はとってもチャーミングでした。

彼女に日本についての印象を聞くと
「日本はもうひとつの家。本当に不思議なんだけど、
日本人と話しているとすごく落ち着くの。日本は私にとって「帰る」場所。」

そんな素敵なメンバーが繰り広げるドラムストラックの東京公演は、8月15日から!
ここでしか感じられないアフリカの暖かい風...ぜひ体験しに来て下さい!

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はなだゆい

南アフリカ歴5年。南アフリカの学校を卒業後ロボスレイルに就職。1年半の勤務後、結婚退職。現在は南アフリカで心理学を学びながら、アフリカ流「明るく楽しく生きる方法」とアフリカ情報をブログ、メルマガなどで配信中。

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