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公演直前!ドラムストラックのリハーサルスタジオにお邪魔しました!
「ドラムストラック」ってご存知ですか?
ヨハネスブルグに拠点を持つドラムカフェDram cafeというグループが行う
ドラムパフォーマンスです。
日本では2008年以来毎年公演しており、今年2012年は5回目のパフォーマンス。
ニューヨークのブロードウェイでは18カ月のロングランを記録するなど、
まさに伝説的な南アのドラムグル―プなのです。
ドラムストラックの去年のパンフレット
この人気の秘密は、観客全員が出演者と共に参加できるというスタイル。
観客一人にひとりに一個づつジャンベが用意されており、
観客は舞台からの合図に合わせてこのジャンベを一緒に叩きます。
始めは恥ずかしがってか中々叩けないという人が、
最後には手が痛くなるほど叩いてしまったというほど、パワフルなジャンベ。
ストレス解消にももちとんいいとのことですが、
今年の日本公演のダイレクターキャシー・ロスによれば、
一緒にリズムを刻むということで得られる「一体感」を感じてほしいとのと。
ドラムには人と人をつなげる不思議な力があるそうです。
お陰で公演は毎年sold outの大盛況だとか。一度はまると病みつきになそうです!
そんな日本公演に向けてリハーサル真っ最中のドラムカフェのスタジオにお邪魔しました。
スタジオがあるのはヨハネスブルグの中心街。ビルが立ち並び、人通りも少なく閑散として場所。
そこになる響くドラムの音...そう、そこがドラムカフェのスタジオでした。
入り口に貼られたドラムカフェのマーク。
ベルを押すとメンバーの一人が笑顔で出迎えてくれました。
スタジオは大きな倉庫のようなところ。
ここは楽器を保管するミュージアムも兼ねており、
珍しいドラムや楽器が飾られていました。
アフリカンドラムの数々
その奥ではメンバーが楽器を足につけ、練習の真っ最中。
6月の寒さにも負けず、繰り返しステップを確認し合っていました。
練習の様子
足につけていた楽器
毎年公演のたびにオーディションをし、新しい人を選別するそうですが、
今回は前回が大成功したこともあり、同じメンバーでの参加。
それだけあって、メンバー同士の結びつきが硬く、
今年は去年よりもいいものができると張り切っていました。
去年のステージを見るメンバーの様子
練習の合間をぬって最も古いメンバーの一人タイニ―に
インタビューすることができました。
ドラムストラックに欠かせないメンバーのタイニー。
彼女は5年前からすべての日本公演に参加し、プロモーション活動などでも、
日本に何度も行っているかなりの日本ツウ。
日本の好きな食べ物は、お寿司、クレープ、タイ焼き!
だから太るねっと言う彼女の笑顔はとってもチャーミングでした。
彼女に日本についての印象を聞くと
「日本はもうひとつの家。本当に不思議なんだけど、
日本人と話しているとすごく落ち着くの。日本は私にとって「帰る」場所。」
そんな素敵なメンバーが繰り広げるドラムストラックの東京公演は、8月15日から!
ここでしか感じられないアフリカの暖かい風...ぜひ体験しに来て下さい!
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はなだゆい
- 南アフリカ歴5年。南アフリカの学校を卒業後ロボスレイルに就職。1年半の勤務後、結婚退職。現在は南アフリカで心理学を学びながら、アフリカ流「明るく楽しく生きる方法」とアフリカ情報をブログ、メルマガなどで配信中。