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ジャズファンにはたまらない!ジャズクルーズはまるで船上のジャズフェスティバル♪
クルーズの醍醐味といえば、出航する直前のワクワク感や、グラスを片手に、ラウンジやデッキ、お部屋のバルコニーなどから、どんどん小さくなっていく陸地を眺めること、そしてお洒落に着飾ってのディナー。
他にも、プールで泳いだり、映画やプラネタリウムを見たり、レクチャーに出席したり、エクササイズのクラスに参加したり、スパでトリートメントを受けたりと、各クルーズ船によって多少の違いはありますが、船上でのお楽しみは色々と用意されています。しかしこれも、4日ほど経つとだんだんと退屈してきます。ディナーのために着飾るのも面倒になって、カジュアルレストランで好きな時間に食べたいだけブュッフェの料理を食べるようになり、ジムに行くのも面倒ですっかり怠け者になってお腹回りも気になってきます。
でも、最近は、ジャズクルーズ、ブルーノートクルーズ、ネスカークルーズ、スタートレッククルーズ、80年代を楽しむクルーズ、ディズニークルーズなど、単なるクルーズではないテーマ別のエンターテイメントクルーズが豊富にあって、自分の好きなテーマのクルーズだと、退屈することなくエキサイティングな船旅が楽しめます。
ジャズファンにはたまらない!好きな音楽を一日中
ジャズクルーズは、まるでジャズフェスティバルのように、1日中、複数の会場で有名なジャズミュージシャンの演奏が聴けるので、ジャズファンにとっては夢のようなクルーズです。
部屋の中のテレビでは、1日中、ジャズ関連の映画を流すチャンネルがあり、最上階のデッキでは、ゆったりとしたカウチでお酒を飲みながら大スクリーンでジャズ関連の映画を鑑賞するイベントも開催されます。
なによりも、ジャズファンにとって嬉しいのは、普段はアルバムカバーやステージの上でしか見ることのできないミュージシャンが、隣で食事をしていたりエクササイズをしていたり廊下ですれ違ったりして、気軽に話したり記念写真を撮ったりすることができることです。旅客だけのジャムセッションもあるので、ちょっと音楽をかじった経験のある方や趣味で楽器を演奏したり歌を歌う方は、参加することができます。普通のクルーズも良いですが、時にはちょっと変わったテーマに沿ったクルーズ船に乗ってみるのも楽しいですよ。
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ナツコ・H
- 世界で活躍するジャズ奏者の夫のマネージメント、CD収録曲の作曲を手がける。NYの日系新聞でニュース記事執筆中。法律翻訳家。93年よりNY在住。