香港の旧正月の花火大会

2月16日に旧正月を迎える香港。

今年は戌年。干支にこだわる中華文化圏では、今年の干支の戌を象徴「冒険」「興奮」「遊び心」をキーワードに、1年の始まりを盛大に祝います。この期間には、フラワーマーケット、野外カーニバル、花火といった数多くのお祭りやイベントが行われ、地元っ子も旅行者も一緒に新年を盛り上げます。

なかでも2月16日に尖沙咀(Tsim Sha Tsui,チムサアチョイ)のメインストリートを中心に開催される、「旧正月インターナショナル・ナイト・パレード」は地元の人にも、観光客にも大人気のイベント。 香港はもちろん、世界各国のパフォーマーや、色とりどりの山車がパレードし、世界のベストイベントの1つにも選ばれた見応えのあるイベントです。

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©香港政府観光局

旧正月3日目の2月18日は、沙田(シャティン)競馬場で「旧正月競馬」が行われます。地元の人は新年最初のレースに、今年の運気を占う意味も含め勝負を楽しみます。ほかにも競馬だけでなく、新年の特別イベントやライブも行われ華やかな雰囲気に包まれます。

さらに、2月25日までは、セントラル・ハーバーフロントのイベント広場に仮設の屋外アミューズメントパーク「グレート ヨーロピアンカーニバル」が登場。空中ブランコ、ゲームブース、サーカス団によるパフォーマンスといった楽しいアトラクションが満載です。ぜひ立ち寄ってみてください。

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©香港政府観光局

そして、何と言ってもおすすめは、旧正月2日目の夜、2月17日に開催される「旧正月の花火大会」。今年は20時スタートで約23分間ビクトリア・ハーバーの夜空を彩ります。もちろん観覧は無料。色とりどりの花火を眺めながら戌年の始まりを盛大にお祝いします。

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©香港政府観光局

九龍島側のおすすめの観覧場所は、尖沙咀(Tsim Sha Tsui,チムサアチョイ)とセントラル・ハーバーフロント。毎年人気の観覧場所となっているので、早めの到着がおすすめです。また、交通規制がされ、車の往来を気にせず観覧できる紅磡繞道(Hung Hom Bypass)も絶好のビューポイント。

香港島側であれば、東側の金紫荊広場(Bauhinia Square)、香港會議展覽中心(Convention Centre)といったエリア。西側だと添馬公園(Tamar Park)、中環天星碼頭(Central Star Ferry Pier)辺りが人気の観覧スポットです。また決死の覚悟で(笑)ヴィクトリアピークに登って観るというのもいいかもしれませんね。

当日はものすごい混雑で、フェリー、MTRは人でごった返し、タクシーも簡単にはつかまりません。夕方以降に香港島から半島側、半島側から香港島への移動はあまり考えない方が良いかもしれません。

もし、人混みが嫌で、優雅に花火を楽しみたいなら、ディナークルーズに申し込むのが一番です。少々お値段は張りますが、100万ドルの夜景と旧正月の花火が優雅に楽しめるので旅の記念にもなります。

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