ベルリンでは日に日に気温が低くなり、日没の時間も早くなってきました。寒くなり、日照時間が短くなると、観光を楽しめないと思う人もいるでしょう。ですが、このような冬だからこそ楽しめるものがあります。それはクリスマスマーケット。ベルリンでは街の各所にある広場でクリスマスマーケットが開かれ、クリスマスまで雰囲気を盛り上げてくれます。今回はその中でも、お勧めのクリスマスマーケットを5つ紹介したいと思います。

その1. 赤の市庁舎前のクリスマスマーケット

ベルリンの東の中心部にあるアレクサンダープラッツ。そこから西へ向かうと、巨大な市庁舎の建物が見えてきます。その前に広がる広場に開かれているのがこちらのクリスマスマーケットです。マーケットの特色となるのは巨大な観覧車。それはクリスマスマーケットのためだけの観覧車と思えないほど大きなもので、遠くからでも簡単に見つけることができるでしょう。そこから眺められるのは素晴らしいベルリンの街並み。高い視点から街の別の姿を見ることができるでしょう。他にもスケートリンクがあるなど小さな遊園地のようになっています。クリスマスマーケットで遊ぶのであれば、こちらのマーケットを訪れてみてはどうでしょうか。

開催期間：11月27日〜12月29日（12月24日休業）
住所：Rathausstrasse 15 10178 Berlin

その2. シャルロッテンブルク宮殿のクリスマスマーケット

ベルリンの西の中心部にあるシャルロッテンブルク宮殿。広大な庭園と豪華な内装の建物が観光客に人気のある観光スポットです。そんな宮殿の前には広場があり、冬になるとクリスマスマーケットが開催されます。こちらのマーケットの特色は大人の雰囲気。マーケット内にはレストランが建てられて、屋根の下に椅子や机が置かれて、寒さを気にせずにのんびりと食事を食べることができます。他にも屋根のある土産売り場があるなど、他のものとは一線を画しています。もちろん一般的な屋台も多く出ており、気軽に楽しむことができます。寒さが気になるのなら、そしてゆったり楽しみたいなら、こちらのマーケットを訪れてみましょう。

開催期間：11月27日〜12月26日（12月24日休業）
住所：Spandauer Damm 20-24 14059 Berlin

その3. ポツダマープラッツのクリスマスマーケット

ベルリンの新しい中心部と知られるポツダマープラッツ。ベルリンの壁跡地周辺の空き地に大型のショッピングモールが建てられ、今では多くの観光客で賑わっています。こちらにあるのは決して大きなものでなくコンパクトなクリスマスマーケット。ですが、他にはない特別なものがあります。それは巨大なゲレンデ。仮設の構造が作られており、ゴムチューブを使って滑り降りられるアトラクションとなっています。そのため、ここでは雪山にいるような気分を楽しめるかもしれません。食べ物やお土産探しなど普通のマーケットに飽きたら、是非訪れてほしい場所です。

開催期間：11月3日〜12月31日
住所：Potsdamer Plats 10785 Berlin

その4. ジャンダルマンマルクトのクリスマスマーケット

街の中心部から少し南に行ったところにあるのが、こちらのクリスマスマーケット。ベルリンにあるクリスマスマーケットの多くが入場無料となっています。ただし、こちらは僅かな値段ですが、入場料が必要となります。そのため他のクリスマスマーケットに比べて極端に混雑することはなく、またステージで開催される多くのコンサートやパフォーマンスを楽しむことができます。それだけでなくクリスマスマーケット全体が美しいイルミネーションでまとめられており、その美しさは群を抜きます。このマーケットなら、きっとクリスマスの雰囲気を満喫できるに間違いありません。

開催期間：11月27日〜12月31日（入場料1ユーロ）
住所：Gendarmenmarkt 10117 Berlin

その5. アレクサンダープラッツのクリスマスマーケット

ベルリンの東の中心部であるアレクサンダープラッツ駅。市内の交通の要となっているため、観光の際に活用する人が多いでしょう。クリスマスマーケットが開かれているのは、駅のすぐ横にある広場。マーケットの規模は大きく、食べ物の屋台からお土産さん、そしてスケートリンクなど、その内容は充実しています。このようなマーケットで特徴となるのは交通の便の良さ。駅のすぐ横にあるため、気軽に訪れて、すぐに帰ることもできます。短時間の自由時間にクリスマスマーケットを訪れるのなら打って付けの場所。もしベルリンでの滞在時間が短いのであれば、ぜひこちらのマーケットを訪れてみてください。

開催期間：11月27日〜12月26日
住所：Alexanderplatz 10178 Berlin