山形の"ぶっかき体験"と地元"悪戸いも"おいしい芋煮

こんにちは!

山形市と旅行会社の阪急交通社の共催で山形芋煮体験ツアーが開催されましたのでレポートします。

このイベントの目玉のひとつが"ぶっかき体験"です。

「ぶっかき」ってどういう意味かご存じですか?

里芋を収穫すると、芋は泥にまみれ、親芋と小芋がつながっています。

それを頭の上に持ち上げて下にめがけて力いっぱい投げつけるんです。

そうすると泥もある程度落ち、親芋と小芋がバラバラっと分かれます。それを収穫の箱に入れます。

この一連の動作を「ぶっかき」と呼ぶんだそうです。なかなか原始的(笑)面白いですね~

この「ぶっかき」をツアーご参加のお客様に体験していただきました。

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みなさん、日頃たまったストレス(?)を存分に解消していただいたようでした(笑)

さて、山形といえば? そうです、山形といえば芋煮ですよね。

今回のイベントのもうひとつの目玉は芋煮を召し上がっていただくことです。

悪戸芋?

ここは山形市から車で20分くらいの村木沢(むらきさわ)の悪戸(あくと)という地区です。

悪戸とはなかなか変わった地名ですが、昔この土地はたびたび水害に見舞われており、復興するまで苦労した「難儀な場所」という意味でついた地名、そしてこの地名のついた里芋が「悪戸芋」です。

悪戸芋は、普通の里芋と比べ丸形で白く、粘り強く、煮くずれしない、歯ごたえのしっかりした芋で、「幻の里芋」と呼ばれているそうです。

悪戸という水分の多い土地だからこそ、逆にみずみずしくて美味しい独特の里芋が生まれたのでしょう。

この悪戸芋を使った芋煮は里芋の常識を覆すほど美味しい芋煮で、お客様からは「これは美味しい!」「これまで食べたことのない味だわ」と絶賛されていました。

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こちらが悪戸芋を使用したこの地方の芋煮のレシピです。

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美味しい悪戸芋の芋煮を召し上がった後は、みなさん悪戸芋をたくさん購入されていましたね~

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全国的には知名度は低いですが、この土地でしか採れない美味しい里芋に出会うことができて、お客様も大満足のご様子でした。

日本にはまだまだ知られざる素敵な場所があるんだなあ~と改めて感じた楽しい秋の一日でした。

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農事組合法人 村木沢あじさい営農組合の方々と阪急交通社マスコット「トラピッグ」でパチリ!

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