エジプト/カイトサーフィンフリースタイルの世界選手権の観戦

カイトサーフィンの大会地は1週間の期間中に20~30ノットの風がコンスタントに吹き遠浅の砂地のビーチがもっとも適しているそうです。

紅海沿岸には理想の風と広いビーチが数多くあり大変恵まれている地域との事です。ここ5年の間に今回で3回目の世界大会の会場となりました。

大会に合わせて新設されたRRDカイトサーフィンセンター

エルゴーナのリゾート内は今でも開発中のエリアがあります。
マングローブビーチの北の方を目指して砂漠の中を車でダウンタウンから15分程の所が会場でした。
車を持っていない選手や観客達はリゾート内のどこでもひろえるバイクタクシーのトクトクで簡単に移動ができます。

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会場内は軽やかでノリノリのDJミュージックが流されていてワクワク感満点でした。
安全の為に軽いセキュリティーチェックだけで入場の制限もなくチケットもなしで自由に観戦できました。

会場は大型テントのレストランやバー喫茶施設など特設に設置されていました。

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これは反対側は試合模様が見られる観覧席です。垂れ幕には世界のトップレイダーの顔写真入りです。今回こちらの大会にどの位のトップライダーが集まっているのか事前情報もなしに会場入りでした。
会場を少し歩き回ると、ビデオや雑誌でみた事のある選手があちこちにいました。
声をかけると容易にスナップ写真に対応してくれました。カイトサーファー達はとってもフレンドリーです。

この日は予選会で決勝トーナメントから登場する上位選手達はリラックスモードな感じ!

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こんなビーチベットにも空いていれば自由にゴロゴロ過ごすことができます。
在住者もちらほら観戦にきており、今までの大会とは少しルールが変わったらしいと話題となりました。

ジャッチ塔にブラジルの国旗?

緑の旗が揚がるとフォイッスルの合図で各ヒートの選手はゲレンデに出て技を見せ合うんですが、、、、この日は緑の旗がブラジル国旗で代用なのでしょうか?ミスマッチが和やかな大会の様子を感じさせます。

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この審査員が陣取っているジャッチ塔が会場の中心となってます。

ジャッチ塔の裏側は試合の進行状況が掲示場所

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選手達は試合進行や結果の確認でここに都度選手達が集まります。私もこの日の進行状況をここで確認しました。

この日は朝8時から夕方4時までノンストップで男女の予選会を進め18ヒートを行ったようでした。

今までは同じヒートに入った選手3~4人がいっぺんに7分間に技を見せ合うのと変わり、新しいルールはヒート内6人が1人ずつ7回の技を見せてその中から4つ良い技の得点合計が持ち点となりトーナメントを勝ちあがるのです。選手達は時間に縛られる事から開放されて新ルールを喜んで受け入れている選手が多いとのことでした。

観客は観戦時間が長くなったので、丸々観戦するのは日焼け止めは特に長時間対策を準備が必須となりました。

決勝トーナメントとなるとインターネットを通じてライブで試合中継が配信されるとの事です。

選手達はカイトを風の大きさに対応する為に4サイズを用意してます

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自然相手のスポーツ、カイトで風の力を借りてトリックする競技ですから道具の準備は重要です。
大きな風には小さめのカイト、小さな風には大きめのカイトを用意します。
選手の体の大きさや風の向きや波の加減も考慮して最適なサイズを選びます。ヒートの間にカイトのサイズ交換しても構いません。

これだけのおおきなカイトを広げておける大きなビーチがカイトサーフィンに適している場所と伝わりましたよね。

新たなヒートが開始されるスタート直前

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オペラグラスが欲しかったかもです。カイトサーフィン好きとなると乗っているカイトのメーカーとスタイルでどの選手か一瞬でわかるようでした。

それでも予選にはニューフェイスの若い選手も多く参戦してきていて、今の誰だ?と確認しあう声もきこえました。

参加選手は22カ国からとヨーロッパ各地とブラジル、カリブの諸国のアルバって中米の小さな島からやってきた女子選手は上位の常連です。

観戦者の視線が大会ヒート中と向きが逆?

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何となく会場がザワザワした感じになりました。

それもそのはずです。15歳の時にいきなり世界選手権に初参戦初優勝してあれから3年世界のトップ順位を守り続けているカルロスマリオ君が練習に登場したのです。

ラッキーな事に私の目の前でブーツを履いて準備し始めたので"マリオ"と声をかけたら笑顔をくれました。

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彼のジャンプの高さと熟練したテクニックは今回も大会も優勝となるのでしょうか?

とってもシャイで控えめな性格のオフショットと競技中の集中力のギャップにやはり応援したくなる観戦者が多いと思います。

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ココ珊瑚

エジプトの地方リゾート、ハルガダ在住18年となりました。目の前には美しい紅海が広がっています。ダイビングやスノーケリング、マリンスポーツが大好きです。ゆったりとした時間が流れているエジプトから外国人目線の情報をお届けします。

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