スマレー(Sumaré)のオーガニックレストランとカルチャーセンター
記事投稿日:2017/11/29最終更新日:2017/11/29
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サンパウロのSumaréというメトロの駅近くには雰囲気の良いカフェやレストランがポツポツある。このSumaré のあるLinha Verde(緑のライン)はサンパウロでも際立ってお洒落な地区を通る路線で有名である。確かに、地下鉄の乗客もセンスのいい着こなしをしている人が多い。隣のVila Madarena駅は日本で例えるなら代官山とも言われブティックやレストラン、ボサノバやサンバを楽しめるバールも多い。
さて、そんなSumaréに最近用事があって月1ペースで通っているマンゲイラ、早速ランチを食べることにした。お昼時となると、ここら辺で働く若者がざっとレストランに集まる。長旅で胃も疲れており、野菜が食べたいのでOrgânicoが売りのレストランへ。
Canto do saci(歌うセスジカッコウ)というこの店、外観がとても可愛いおもちゃ箱のようなので気に入った。20人くらいのお客しか収容できないような小さいレストランだが満席である。お昼はセットになっているようだ。
himejiっていわゆる日本のシメジのソテーと人参、インゲン、ブロッコリーそして雑穀枚のプレートを頼んでみた。大体の人がこれを頼んでいるような気がする。味はバターの風味が効いていてとても良い。オレンジジュースも砂糖なしで自然の甘さで味わう。
食事はその他、サラダとプリンも付いてきてR$30とまあ、サンパウロ値段であるが高過ぎずBOM(良い)。また、おひとり様でも気兼ねなく入れるレストランはブラジルには少ないのでここは、これから通うことに決めた!
昼もすませ、用事もすませ気づけはもう15時。帰りのバスまでに少し暇をつぶそうかと思い、駅前のカルチャーセンターへ。一際目立つこの建物は建築関係のものなのか?と思っていたがどうやら2014年に閉鎖したユダヤカルチャーセンターの流れをくむミュージアム、イベントスペース兼カルチャーセンターらしい。
入場料無料で、時折アーティストの作品も展示されており、ふと目に入るアートが有難い。さらに、ここにはCasa de Pão de queijoというブラジルでは誰もが知っている、カフェがあるので一息いれることにした。
Wifiもフリーで充電できるコンセントとUSBポートがついたテーブルは気が効いているではないか。エスプレッソコーヒーと炭酸水で2時間くらい暇つぶしが出来た。
隣の学生らしき女性も何やらコーヒー片手にレポートを書いていた。静かだし、調べ物も出来る環境でコーヒーまで飲める。あまり知られていないスポットであること間違いなし。そしてどこでも人が賑わうブラジルではこんな静かなところを探すのがまず難しいのだ。静かにお洒落なエリアを満喫したい人におススメのSumaréである。
◇レストラン Canto do saci
住所:Rua Amália de Noronha, 181
営業日:月~金曜
営業時間:8時~20時
http://www.cantodosaci.com.br/
◇カルチャーセンターUnibes Cultural
住所:Rua Oscar Freire, 2500 - Sumaré, São Paulo - SP
営業日:月~土曜
営業時間:10時~19時
※絵画展、映画、演劇、演奏会など様々な催しがある
http://unibescultural.org.br/
- この記事を書いた人
マンゲイラ靖子 - 2012年よりブラジル在住。 Samba命!リオ1回、サンパウロ6回、(浅草9回)のCarnaval出場経験を持つ。現在は夫と猫3匹とでSP州に暮らし、主に日系コミュニティでの仕事に携わる。 より深いブラジル情報を発信できるよう日々模索中。
記事投稿日:2017/11/29最終更新日:2017/11/29
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