ベトナム中部の人気都市ホイアン&ミーソン遺跡の一日観光プラン♪

年間5.5万人以上の日本人が訪れるベトナムの中部地方。その中部旅行のハイライトでもあるのが世界遺産ホイアンとミーソン遺跡。年々日本人旅行者も増えてきている様子です。しかし、まだまだ現地の観光情報は足りていないようですね。そこで、今回はビギナー旅行者向けに、利用価値の高いホイアン&ミーソン遺跡のモデルコースをご案内したいと思います。

ミーソン遺跡は午前中に満喫

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ホイアン&ミーソン遺跡の周遊コースは、日本人にとっては定番であり、はずれのない観光プランとして見なされています。まず知っておきたいのは、「ミーソン遺跡は午前中に行くのがベスト」というもの。もう少し具体的に言うと、午前中に行って、お昼過ぎにホイアンへ到着しているのがポイントです。

所要時間

ホイアンには空港がないので、もし中部地方に来てすぐに向かうのであれば、ダナン国際空港からとなります。多くの方は近辺のホテルに一度チェックインして荷物を下ろしたのち、観光にでかけるかと思うのですが、その場合は車をチャーターするのがベスト。ダナンからホイアンまでならタクシーで十分ですが、ミーソン遺跡となると距離があります。それぞれの所要時間は下記を参考に

1、ダナン→ミーソン遺跡(90分)
2、ホイアン→ミーソン遺跡(60分)

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ミーソン遺跡の見学時間は60分程度を目安に。隅々まで見るのであれば90分から2時間ほど必要ですが、祠堂の形や展示品はそれほど変わらないですし、何より日差しがきつく、日陰も少ないため熱中症に注意しなければなりません。また、雨季の時期に向かう方は、雨合羽の用意もお忘れなく。

ミーソン遺跡はチャンパ王国が作った巨大な聖域です。チャンパ王国はベトナムとは異なる独自の国家を築いていました。そのため宗教、文化、習慣、言語もベトナムのそれとは大きく異なります。現存する少数民族のチャム族は、チャンパ王国の民の末裔と言われています。

午後からホイアン観光をスタート。ポイントはゆっくりと散策

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ミーソン遺跡の見学を終えて、昼頃にホイアンに向けて出発し、13時か14時頃にホイアンへ到着。その後周辺でホイアン料理含むベトナム料理に舌鼓を打ったのち、15時頃からホイアンの市内散策を開始するといいでしょう。ホイアンの歴史保護地区内はカフェやレストランは多いものの、冷房付きのお店はほぼ皆無です。ですので日陰を歩きながらゆっくりと散歩するのがポイント。また、各博物館や旧家、集会所へ入場する際は、専用のチケットが必要ですので、まずはそちらを入手するようにしましょう。

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ホイアンにはお土産店が数多くあります。ついつい立ち寄ったお店すべてで買い物してしまいがちですが、荷物が重くなってしまうので、できれば我慢して最初は散策に徹するといいでしょう。博物館では日本と所縁のある交易時代の歴史を学習することができますし、集会所では現在も暮らしている華人たちの生活の様子も見学することができます。また、旧家は日本式とベトナム式、中国式がミックスした興味深い建築様式をみることができます。お土産店は夜遅くまで営業しているので、日が暮れてからゆっくり物色するのがいいでしょう。

クアダイビーチで一休み

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こちらは世界遺産のホイアンからタクシーで15分ほど走ったところにあるクアダイビーチ。数年前までは中部地方の誇る人気のビーチエリアで、周辺にはリゾートホテルも建設されていました。しかし、その後台風の影響で高波が砂浜を多い、現在は砂浜がごく僅かしかなくなってしまいました。

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写真上は砂浜があったときのクアダイビーチ。広い砂浜が広がっていて、年中外国人客で賑わっていましたが、現在はこの砂浜がほぼすべてなくなっている状況です。ただし、それでもビーチパラソルを咲かせてデッキチェアで寝そべってリゾートを満喫する観光客も多く、また海辺のヤシの木々が生い茂っているところでは行商や屋台が並び、外国人と現地人で賑わいを見せている箇所もあります。

ホイアンの夜を楽しむ

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ホイアンの夜は今旅のハイライト。店先にはランタンの明かりが次々と灯り、昭和の縁日のような懐かしさがこみ上げてきます。バクダン通りには川沿いに屋台街が出来上がり、日本橋傍では灯篭流しが毎夜行われます。もちろん旅行者も気軽に体験することができますので、思い出には最適です。レストランやカフェも夜遅くまで営業しているので、ディナーもここでとるといいでしょう。毎月旧暦の14日はランタン祭りが開催され、さまざまな催しものがあります。日程を確認してこちらにも訪れてみてください。

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古川悠紀

ホーチミンに移住して自由気ままに生きています。ライター業と取材を生活の糧にしているためベトナム全土を駆け回っています。趣味はバドミントン!

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