たびこふれ

マレーシアで初!シェアリング自転車でツアーリストも国民もエンジョイ!

記事投稿日:2017/09/09最終更新日:2017/09/09

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首都圏を中心にシェアリング自転車が脚光を浴びている。

 公共交通を避けたがるマレーシアでは車は必需品だ。でも、ここ数年Uberなど新しい形態が人気傾向にあり、移動手段が変わってきた。

 今年4月からスタートした「O Bike」は、今マレーシアのヤングの間で密かにブームになりつつある。マレーシアの道路システムでは危ないのではないか、という賛否両論もあるが、特に駅からバス停まで、バス停からオフィスや学校まで、などタクシーに乗るほどでもないような短距離に都合がいいというわけだ。

 もちろんクアラルンプール市内でも頻繁に見かけるようになったので、「ちょっと近場まで行きたい、タクシーに乗るまでもない距離」というツアーリストにも便利がいい。

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 UberやUberモーターバイクバージョンなども人気である事には変わりはないのだが、短距離間の交通渋滞を気にしなくてもよい、というのも人気のポイントだ。

 さらには、ヘルシー志向の人が増加しているので、「運動になっていい」、「朝通勤や通学に涼しい風が心地よいという事を改めて知った」、などという点があげられている。

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O Bikeモットーは、「インテリジェント、効率、グリーンソリューション」

 O Bikeを利用するには無料のアプリレーションをダウンロードしてからスタートする必要がある。

 アプリでは、何処に自転車があるかの現在位置が地図上でわかるようになっており、Facebook(facebook.com/oBikeMY/)上でもわかる。

 デポジットに一般人はRM129、学生はRM79を支払い、自転車はQRコードでスキャンをしてロックを解除する仕組みだ。価格は15分間RM1とリーズナブル。目的地についたら、その公共場所であれば、どこでも乗り捨てが出来る。借りた場所に戻さなくても良いのも魅力。

 でもそこでまた次の人が乗るまでのロックを忘れないようにしたい。公共場所は、道路をブロックしなければ今の所どこでも良いわけだが、現在、きちんとした駐車場デザインを検討中とのこと。

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 自転車のボディーは2タイプのサイズがあり、14.5キロと22キロ。アルミニウムで軽く、タイヤやチューブレスなために、パンクしにくい。12歳以上が利用可能で、すべてに事故保険に加入されている。ユーザーのデータは全追跡できるようになっているのも安心だ。

 8月12、13日には「グリーンインセンティブプロモ」でデポジットが無料になったばかりだが、今なら9月初旬まで、「マレーシア東南アジアゲーム」の開催に合わせ、デポジットの価格が一般人RM49、学生RM19とかなり割引になっている。シーゲームで国民がスポーツモードになっている時期に便乗して「身体を動かして健康になろう」スピリッツを高めようというものだ。

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シンガポールでは、今年1月にスタートして以来、3月までに50万人のユーザーがO Bikeを利用したそうだ。今後、台湾でも開始予定だという。マレーシアでの現在のカスタマーは40%が車を持たない学生。今後大学キャンパス、住宅不動産開発業社や駅を運営する鉄道会社などにタウンプランとして様々なアイデアをアプローチしていくという。

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記事投稿日:2017/09/09最終更新日:2017/09/09

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