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バリ伝統舞踊 バロンダンス
スラマッシアーン
今回はバリ伝統芸能の1つバロンダンスのご紹介です。
バロンダンスとは
「バロン」とは獅子の姿をした聖獣の事を言います。このバロンと、魔女が変身した化け物「ランダ」とが主役となって、バロンダンスは繰り広げられます。
もともとバロンダンスは昔から災いから守る為の儀式として行われてきました。現在でも各村々で神聖な儀式として寺院のお祭りなどで行われています。
現在では、それを見やすくコミカルにアレンジされ観光客用に舞台で見る事ができます。
ストーリー
バロンは善の象徴、ランダは悪の象徴
このダンスは人の中にある善と悪の戦いを物語にしています。「この世の中には善と悪が永久に存在するが、惑わされる事なく調和を保っていきましょう。」という思いが込められています。
見どころ
ダンスとガムラン演奏の調和
ストーリーがいまいち分からなくても、多少現代風にアレンジされているので面白おかしく見る事ができます。
サルの本物さながらな動きは本物なんじゃないかと思うほど。そしてガムランという伝統楽器の生演奏も見どころの1つです。
クライマックス
刀を突きさすシーン
ランダに立ち向かおうとした兵士達がランダの魔術にかかり、自分にクリス(伝統的な刀)を突きさしてしまいます。
結果バロンの魔法により傷を負わずに済むというストーリーなのですが、実際にトランス状態になってしまう事も少なくないそうです。
観光用のバロンダンスはそのような事はないので安心してくださいね。
でもクリスを突き刺してる兵士役の中にはかなりのおじいちゃんもいたので少し心配になっちゃいました。
記念撮影
オールキャスト大集合
最後に記念写真を撮る事ができます。
せっかくなので恥ずかしがらずに旅の思い出に撮ってもらいましょう。
ここバトゥーブラン地区にあるサハデワ・バロンダンスは他のダンスに比べても1時間くらいと短めなので飽きずに見る事が出来ます。
朝からのステージなのでまずはバロンダンスからのスタートというのもいいですね!
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