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日本の三分の一の値段!メキシコの映画事情
とある休日。近所のショッピングモールの中にある映画館へ行ってきました。お目当ては「ゴーストバスターズ」。スペイン語では「Cazafantasmas」という名前です。(Casa=バスターズ、fantasmas=ゴーストという意味)
7月15日にアメリカで公開され、メキシコでは8月12日、日本では8月19日からスタート。たいていアメリカ映画はほんの少し日本より早く上陸します。
今回は、英語版・スペイン語字幕の3Dを見ることにしました。
驚くのがそのチケットの値段。1人105ペソ・・・なんと日本円でたったの580円程度なんです!(※2016年8月現在)東京で3Dを見ると2000円を超えることもありますよね。メキシコでは三分の一程度の値段で同じ映画が見られます。3Dでなければもっと安いですよ。
もちろん、席も快適で日本の映画館と変わりません!待っているスペースもとても綺麗です。
ただ、スナック類がチケットより高いのがおもしろいところ。
187ペソのホットドックのコンボを買いました。2人分のチケット代にも迫る値段ですね。笑
ポップコーンは日本でもお馴染みの塩味、キャラメル味、チーズ味の他に、エンチラーダ味があります。エンチラーダとは、お肉や野菜をトルティーヤで巻き唐辛子ベースのソースをかけた料理のこと。この味のポップコーン、もしくは塩味のポップコーンに唐辛子ソースをかけて食べるのがメキシコ人の間では人気です。小さな子供も、真っ赤なソースをたっぷりかけて食べているので始めは驚きました。
私たちはごく普通に塩&キャラメルを注文。ビックサイズですがこちらではごく普通です。
いざ、スナックを持ってスクリーンの席へ。映画は笑いどころ満載の内容でとても楽しめました!
日本と大きく違うな~と思うのは、映画を見ている時の観客の反応です。笑える場面ではみんな大きな声で笑うし、3Dで驚くような場面では「ワ~オ」と言った声も聞こえてきます。何とも言えないこの一体感はとても好き。
この感覚に慣れているので、日本で映画を一人で見た時に声に出して笑ってしまい恥ずかしい想いをしました。笑 メキシコ人に比べると、日本人はどんな場面でも本当にクールだなぁと思います。
ちなみにメキシコの映画館にはVIP席もあり、それでも1000円程度で楽しめます。映画館に寄りますが、リクライニングして寝転がれる大きなシートがあり、フード&ドリンクも席で注文できます。メキシコで映画を見る機会があれば、ぜひ体験して欲しいです。
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鴨下ゆかり
- メキシコ在住のフリーライター。ヨガインストラクター。 旅行、カフェ巡り、お酒が大好き!