ハーブティーを飲んで健康に気を使うマレーシア人

マレーシアでは、多くの人がそれ相当の年を取ってくると、伝統ハーブを毎日飲む事によって健康を管理している人が多くなる。昔からの原住民の知恵を大切に継承していると思う。

1日分のハーブ水をいれた1.5リットル位のタンブラーを職場に持っていく若者も結構見かける。感覚的には、西洋でカモミールティーやミントティーが飲まれているような感じ。トロピカルなお花では、ハイビスカスとか、フルーツとか、、、

そして、ショップでは、ハーブ入の既に甘くなったティーやコーヒーの粉末が販売されており、多くの人がこうした飲料を好んで飲んでいる。

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マレーシアはちょうど地理的に氷河期にもあたらなかった地域なので、1億3,000年以上も前の古代から死滅せずにエコシステムが保たれてきた、というすばらしい国だ。植物、動物、昆虫がこの自然のエコシステムから供給された空気、水を吸収して、自然界のバランスを保っているのだ。こうした熱帯雨林は、潜在的に医学的に優れたハーブが多く自生している。

またこれらハーブには昔から動物の名前がつているのもまた面白い。

Belalai Gajah はぞうの鼻。
Misai kucing 直訳すると猫のひげ。
Berama ramaとはチョウチョの事で、葉っぱがまさに蝶の形をしている。

このような感じだ。

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もとを辿ると、熱帯雨林に生い茂るこれらのハーブ達というのは、抗酸化を予防してくれる抗酸化物質が豊富という事。環境汚染や食物による毒、過度の直射日光、喫煙、激しい運動で傷つく細胞を健康な細胞へと整えてくれるのだ。

すべてにおいて、大学の研究所で効果があると証明されている病気は、高血圧、コレステロール、糖尿、悪細胞のみを絶滅させる、胃腸を整える、貧血に良い、鼻炎、偏頭痛、がん、心臓病、リウマチ、肝臓病、アルツハイマー、脳卒中などの発症を予防してくれる。

個々ではキャメロンハイランドの国産茶葉がお土産でも有名だが、こうしたハーブ入のインスタントティーやコーヒーもユニークかもしれない。

マレーシアに旅行の際はぜひ試してみてほしい。

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YasminYoko

マレーシア、クアラルンプールに在住。渡航して32年、ライター、リサーチ、コーディネートをはじめ翻訳通訳、日本語教師、個人輸出業を手がける。

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