もうすぐ清明節!春巻き食べて、お墓をきれいにするぞ!

4月2日から5日まで、台湾はうれしい連休です!

清明節と児童節、その振り替え休日に、土曜と日曜を加えた4連休なのですが、中でも清明節は、台湾の重要行事のひとつ。「掃墓節」とも呼ばれ、お墓を掃除する日です。なぜ、この風習が始まったのかは諸説ありよくわかっていませんが、これから梅雨を迎える前にお墓をきれいにして、ご先祖様を供養しようとみんな大忙しな1日です。

そして、もうひとつ。忘れてはならないのが、春巻き(春捲)。潤餅とも呼ばれる台湾の春巻きは、小麦粉で作られた薄いクレープのような生地に、野菜や肉、たまごなど、たっぷりの具材を包んだ油で揚げない大きな生春巻きです。

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清明節には火を使ってはいけない、という風習から、火を使わなくてよい食材を捲いて作る春巻きを食べるようになった...と、言われていますが、私は、お義母さんから、別の理由を聞きました。生き物は死後、また新たな存在となって生まれ変わるという"輪廻"という考え方のある台湾では、ご先祖様を供養する清明節に殺生をしてはいけないからという理由です。その殺生した命が、自分のご先祖様かもしれないからです。

でも、それは昔のこと。時代が流れ現代の春巻きには、たくさんの具材が使われ、それを準備するためにやっぱり、火も使われてます。

みんなが一斉に春巻きを食べるので、春巻き屋さんは前日からお大忙し!お母さんも行列に並び春巻きの皮をゲットしてきました。そして手巻き寿司パーティーならぬ、春巻きパーティーが始まります。具材は、野菜、豚肉、台湾風ソーセージ、えび、豆腐、たまご、ジャーキーなど、こんなに盛りだくさん!

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お好みの具材を皮にのせて、最後に粉砂糖と、ピーナッツの粉を振りかけて巻けば、台湾風春巻きの出来上がりです!お義母さんが、一生懸命準備してくれた春巻き...食べるのは本当に一瞬です!

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朝市などでもよく見かける、まさに台湾ファストフード、春巻き。

最後に、私の住む街、台南で有名な春巻き屋さんをご紹介します。それは伝統市場のすぐ近くにある「金徳春捲」です。

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名店ぞろいの激戦区で、長年たくさんの人から愛されつづける春巻き屋さん。朝から大賑わいで、おばちゃんたちが手際よく作ってくれる春捲きはボリューム満点。砂糖の量を、無糖や微糖など選ぶことができるので、甘い春巻きに抵抗がある人にもおすすめですよ。食べ歩きにも便利なので、街散策のお供に、ぜひお試しあれ。

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ロータス

ニーハオ!!2007年より台湾在住! 台湾の老街(ラオジエ)での雑貨散策とB級グルメ食べ歩きが得意。 南国のんびり暮らしのブログを発信中。

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