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大阪/大阪駅から出発!レトロ建築めぐり歩き旅
明治末期から大正、昭和初期にかけて経済黄金期を迎えた大阪。
そんな時代を象徴する近代の名建築が大阪駅から徒歩圏内に点在します。
大阪で食べ歩きもよいけれど、レトロ建築巡りの旅もおすすめです。
まずは、大阪駅から御堂筋を南へ。
15分ほど歩くと、中之島に「日本銀行大阪支店」があります。
辰野金吾設計、1903(明治36)年に建てられました。
見学希望日の2週間前までに郵送で予約をすれば内部見学もできます。
こちらは「大阪府立中之島図書館」。
まるでギリシャ神殿のような4本の太い柱が目を引きます。
1904(明治37)年築の建物で、国指定重要文化財です。
今も現役の図書館として利用されていますよ。
図書館の東隣にあるのが「中央公会堂」。
1918(大正7)年に完成した建物です。
ヘレン・ケラーの公演会、人類初の宇宙飛行士であるガガーリンの歓迎集会、
一流アーティストによるオペラやコンサートなど、
文化や芸術の発展に大きな役割を果たしてきました。
外観の美しさはもちろん、豪華な大ホールも必見です。
夜はライトアップされ、昼とは違いロマンチックな雰囲気に。
点灯時間は季節によって異なりますのでご注意を!
下層から上層に向かって段階的に消灯し、最後に塔屋ドーム半円屋根の
照明がロウソクを吹き消すように消灯する様子は趣があります。
中央公会堂から歩いて約5分の北浜には「大阪証券取引所」があります。
白亜の円筒形建築は1935(明治11)年に完成。
証券取引所は2002年に地上24階、地下2階の高層ビルに生まれ変わりましたが、
旧取引所の正面壁面だけは保存されています。
写真提供:(公財)大阪観光局
(記者:師走月)
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師走月
- 旅行が好きで月に一度は必ずどこかへ行きます。メジャーものもマイナーものも気になるものは自分の目で確かめたいと思っています。