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富山二大民謡、越中城端むぎや祭り
富山県越中八尾のおわら風の盆に続く南砺市城端むぎやまつりが、始まりました。秋雨前線の影響であいにくの雨模様でしたが、街並み踊りやむぎや競演会は、雨の晴れ間で行われ、近隣各地から大勢の観光客で賑わいました。
会場の善徳寺は昨年まで改修工事のため本堂から山門前での開催でしたが、今年は改修も終わり再び本堂前で行われ、むぎや節やその他の五箇山民謡に、大勢の観光客が、むぎや踊り特有の笠踊りや手踊りを堪能されました。
城端むぎや祭りは、平家の落人が都をしのんで歌い踊った、むぎや節にちなみ、当時の城端町を挙げての秋祭りに育てようと1951年から始まり、今年で66回目のイベントです。
街並み踊りは4ケ所で行われ観光客は歩いてその場に出向き鑑賞されます。その一つ坡場の坂では、情緒ある古い格子戸が特徴の店舗を背景に、男女の踊り手が麦屋節や古代神など三味線・胡弓に合わせて情緒あふれる踊りを披露されていました。
紋付袴そして腰には刀、菅笠姿が昔の彼らのいでたちで、そのまま今日まで歌い続けられています。子供たちも踊りに参加、可愛い浴衣姿と 綺麗なかんざしを挿して観光客に微笑ましい姿を披露されていました。
こちらはご愛敬で。
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