福岡の夜は屋台をハシゴ!


福岡の夜といえば「屋台巡り」は欠かせない楽しみです。

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屋台が集中しているのは天神・中州・長浜の3エリア。特に天神には、福岡市内に120はあるといわれる屋台のうち半数が集まっています。大型商業施設が立ち並ぶ都会のど真ん中に屋台がたくさん並んでいる様子はなかなか壮観です。

ところで、屋台はず~っと同じ場所にあるわけではありません。昼間は屋台専用駐車場で出番を待っています。16~18時になると、「引き屋」と呼ばれる人がバイクや人力で屋台を運んできます。

そして、18時に屋台が組み立てられ、夜間見られる状態になるのです。ちなみにこの屋台は宮大工の知識を持った大工が作っているとのことで、釘が一本も使われていないそうです。すごいですね。屋台のサイズは幅3m、奥行2.5mと決められていて、その中に座席はもちろん、調理場、調理器具などすべてが収められています。

18時30分~19時にいよいよ屋台がオープン!人が増えてくるのは20時過ぎからなので、混み合うのが苦手な人は開店直後に行くのがおすすめです。屋台で隣に座ったら、初めて会う人でもいつの間にか一緒に楽しく飲んでいたなんてことはザラにあります。飲んで食べてしゃべって楽しい屋台タイムを過ごしましょう。

閉店するお店が出始めるのは、深夜1時頃。(3時頃までに閉店する店が多い模様)閉店すると屋台はまた元の通り片づけられ、再び駐車場で夜の出番を待つことに・・・

実は福岡の屋台の営業はかつて「現営業者一代限りとする」と定められ、店主の高齢化のため、廃業を余儀なくされた店も多数あったそうです。今は「直系家族への一回限りの営業権譲渡」が認められたほか、「屋台公募制度」を設けて新規参入が可能になったそうですが、今後どうなっていくのか・・・毎日のように繰り広げられる屋台での人生悲喜こもごも。そんな舞台がいつまでも残ってほしいと願うばかりです。

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