長崎の梅雨、長崎の夏

梅雨入りした長崎。「ながさき紫陽花まつり」が5月21日~6月12日まで開催されていました。

シーボルト宅跡に寄ってみました。並べられた鉢植えの数が例年より少なく感じます。清掃作業が追いついていないのか、雑草が茂っているような・・・。

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せっかくなので鳴滝の奥、七面山妙光寺まで歩いてみました。通い慣れた道(住んでいましたから・・・)ですが、福祉車両の待機所が出来ていたり、家が解体され更地になっていたり、ちょっとだけ道が広くなっていたり、風景は少しずつですが変わっていました。

途中(鳴滝2丁目)、蜀山人(しょくさんじん)の名でも知られる大田南畝(おおたなんぽ)の詩碑があります。今は説明板が設置され、刻まれた詩が判読できます。昔は気にも留めませんでしたけどね。日蓮宗の信仰に厚かった蜀山人が七面山を詠んだ詩でした。

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妙光寺の駐車場には、人慣れした馬、やぎ、にわとりがいましたよ。次回、お天気の日にまた出掛けてみようと思います。

そして、長崎の季節を感じるイベントといえば、ペーロンが挙げられます。ペーロン競争と聞けば真夏の青空の下、水しぶきを浴びながら力強く船を漕ぐイメージですが、各地区大会(長崎市)は全体の2/3が6月上旬から7月中頃の梅雨時期に行われ、残りは8月のお盆の頃に行われています。

これは7月末に長崎港で開催される「長崎ペーロン選手権大会」という大きなイベントに合わせるためではなく、そもそも旧暦5月、端午の節句の行事としてペーロンが始まったことに由来しています。

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写真は5月15日、橘湾で練習中の総科大の学生さん達です。右側はペンギン水族館のふれあいペンギンビーチ。船が動かないよう堤防に繋いでの猛特訓です。

週末の都度長崎に帰ることもできず、カレンダーを眺めながら、「そろそろペーロン大会かぁ・・・」、「昨日はくんちの小屋入り・・・」、「あと2ヶ月もすれば精霊流し・・・」などと、長崎の風景や音に思いを馳せています。

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