たびこふれ

和歌山/世界遺産に登録されている公衆浴場

記事投稿日:2016/02/19最終更新日:2017/08/28

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和歌山県といえば、世界遺産に登録されている熊野古道が有名です。


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世界遺産に登録されている温泉があることはご存知ですか?


湯の峰温泉は田辺市本宮町にあり、谷沿いに流れる川を中心に旅館が立ち並ぶ静かな温泉街です。


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公衆浴場は2ヵ所。
1ヵ所は湯の峰温泉公衆浴場で、一般的な内湯のほか、くすり湯や休憩場などもあります。


そして、もう1ヵ所が世界遺産に登録されているつぼ湯です。


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温泉街のほぼ中心地に位置し、熊野詣の湯垢離場(ゆごりば)としての価値を認められての登録だったようです。
開湯は1800年以上前、日本最古の公衆浴場ともいわれています。
熊野への参詣者がここで体を清め、旅の疲れを癒やしたのではないでしょうか。


もちろん現在も入浴可能です。
ただし、岩風呂を板で囲っただけの素朴な造りで、2~3人も入ると湯船はいっぱいになります。
30分交替制なので、グループごとに入りましょう。


公衆浴場の脇にある券売機で入泉券を購入したら、番台で番号札を受け取って、順番に入浴することになります。
週末の日中は混雑することが多いため、早朝か平日に利用するのがおすすめです。
6:00から21:30まで営業しています。
つぼ湯でシャンプーや石けんを使うことはできませんので、さっと入浴したら、湯の峰温泉公衆浴場で洗髪や洗顔をするのもいいですね。


つぼ湯は湯の色が乳白色や青紫色など、1日に7回7色に変化する神秘的な湯でもあります。
入浴時は何色になっているかを見るのも楽しみのひとつです。


写真提供:和歌山県




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師走月
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記事投稿日:2016/02/19最終更新日:2017/08/28

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