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アラスカオーロラ物語旅日記~4日目、そして帰国~
2016年2月のアラスカオーロラツアー旅日記もいよいよ最終回です。
3日連続でオーロラを見ることができ、ここまできたら4日連続でオーロラを!と欲が出てきている4日目です。今日は日が昇る前にホテルを出発し、空港へ向かいました。オプショナルツアーの『北極圏遊覧飛行とビーバー村訪問』に参加する為です。
空港といってもセスナ専用の空港で、滑走路と事務所の建物のみがある、小さな空港です。事務所に到着し、注意事項を聞き、リュックなどの大きな荷物の重さを量り、出発時間を待ちます。
いよいよセスナに乗り込む時間です。左右のバランスを保つ必要があるということで、事前に体重を申告し、リュックなどの大きめの荷物は重さを量り・・・と、前もっていろいろあった割には、「大きな荷物はここに入れて!(因みに荷物をしまう場所は羽の中です)乗って!」となんだか拍子抜けの対応でした。
ちょうど朝日の時間帯のフライトだったので、とても景色が綺麗でした。ユーコン川の上を飛び、北極圏上空まで行きます。そして、北極圏の少し下にある村、ビーバー村へ到着です。ビーバー村は、アラスカ州ゴールドラッシュ時代にエスキモーの為に、日本人のフランク安田さんが作った村です。今もフランク安田さんは奥様と一緒にここビーバー村に眠っています。
ビーバー村に到着してまず驚くのは、滑走路から歩いて村へ入っていけること。もちろんゲートなどはありません。そして、一面の銀世界。もっと驚くのが、現地日本人の方が出迎えてくれることです。ビーバー村に嫁いだアイさん、という女性がビーバー村の案内をしてくれます。なぜここに?と思わず聞いてしまいました。初めてビーバー村に来たのは、私たちと同じように観光で訪れたそうです。その時、ビーバー村がとても気に入り、留学のような形で再度訪れ、そのままビーバー村に住み着いたそうです。日本と比べると生活に大きな違いがありそうですが、アイさんは、とても幸せそうでした!
アイさんとご主人の2人でビーバー村を案内していただき、最後にアイさんのお家に連れて行ってもらいました。ビーバー村での生活は8割が自給自足だそうです。ウサギ、キツネ、ムースなどをハンティングして生活しているそうです。短い夏には畑も始め、昨年初めてトウモロコシが取れたと言ってました。アイさんのお家でムースをいただきました。もっと獣味がするのかと思っていましたが、意外にも美味しかったです。
ビーバー村での楽しい時間も終わり、セスナでフェアバンクスに戻ります。ホテルに戻ったのは、お昼過ぎ。お昼ご飯を食べ、フェアバンクスの街の中心に出かけました。
タクシーで町一番の目抜き通りへ向かいました。ガイドブックに載っているお土産屋さんやアウトドアショップ、カフェなどが並んでいる通りで、近くには街の中心「ゴールデンハートプラザ」があります。ゴールデンハートプラザは、夏場にはたくさんの花が咲き非常に美しい広場だそうですが、季節は冬。街を歩いているのは私一人でした。。。
オーロラ鑑賞の前に、腹ごしらえということで夕食です。今日の夕食はステーキです。サラダバーもあり、大きなステーキはやわらかく、とても美味しかったです。これでも一番小さなサイズなんです!お腹もいっぱいになったので、今日の観測場所スキーランドへ向かいます。
到着し、ロッジでカメラの準備をして、オーロラの出現を待ちます。昨日まで毎日オーロラを見ることができているため、オーロラが出ても、皆様、「あ、出たね~」くらいの反応です。この日はあまり寒くなく、私はずっと外で待機していました。
夜も深まり、今日はこんなものしか見えないのかな・・・とやや諦めモードになってきた、深夜1時ごろ。突然大きくゆらゆらと揺れる空一面のカーテンのようなオーロラが出現しました。息をするのを忘れてしまいそうな時間でした。思わずオーロラに引き込まれてしまいましたが、我に返り、ロッジにお客様を呼びに走りました。最終日までオーロラは私たちに微笑みかけてくれました。
4日連続でオーロラを満喫した旅も終わりです。帰りも直行便でらくらく帰国です。私個人としては、アイスランドに続き、2回目のオーロラツアーでしたが、今回もオーロラを満喫することができました。またオーロラシーズンがやってまいります。なんとアラスカは8月からオーロラを楽しむことができるんです!是非オーロラツアーにお出かけください!!
(レポーター:まっきぃ)
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