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添乗員西宮が語る「クルーズ船から見える、忘れられない情景」
~クルーズが私に教えてくれたコト~
こんにちは!添乗員の西宮めぐみです。
私はクルーズに乗った時、デッキで過ごす時間が好きです。頭の中を空っぽにして、航跡(船尾から見える波の跡)をただ見つめていると、気持ちが落ち着いて、心が安らかになっていくのがわかります。
これが航跡です。なにも考えずただぼうっと眺めていると、ココロがときほぐされていきます。
太陽の光が海面を照らしてキラキラと輝き、海の青さ(蒼さ)が深くなっていきます。
絵画のような風景が動いていきます。
「あっ 陸が見えた」
名も知らない小さな島、村、チラチラと揺れるあかり。そこには、まだ逢ったことのない人々の生活が息づいています。
「あそこに住んでいる人々はどんな生活をしているんだろう・・・」
昔、列車や飛行機がまだ無かった時代、人々はみな、船で旅をしていました。
「昔の人もこうして船の上から見知らぬ村、陸を見ながら感慨に耽っていたのかな~」なんて思うと旅情はいっそう溢れてきます。
そんな思いを乗せて、船はゆっくりゆっくり進んでいきます。
バスに乗って、高速道路を走りながら見る風景にも、ならではの良さはありますが、船からの景色はなんともロマンチックで、私は好きですね。
写真:橋口聡子、森島敬太、武田亘弘
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クルーズ旅行編集部
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