多くの謎が残る天空の遺跡『マチュピチュ』。名前の由来は実は、探検家の勘違いだった!?

アリィン スカ! (ケチュア語で『こんにちわ』の意)
今回は南米ペルー、アンデス山中にある15世紀インカ帝国の遺跡『マチュピチュ』について紹介していきたいと思います!

『マチュピチュ』は今でも多くの謎が残されており、山裾からは確認されないことから"空中都市"、"失われた都市"とも呼ばれているんです。誰が何のためにこんな山岳地帯に都市を築いたのか、現在まで様々な研究が行われました。太陽を崇拝しているインカ帝国では、この地区が太陽の動きを観測するのに適しているため選ばれたというのが有力な説とされていますが、真実は未だ解き明かされておりません...。 遺跡内は、美しい曲線を描く『太陽の神殿』をはじめ、インカ帝国の公用語ケチュア語で『太陽をつなぎ止める』という意味を持つ『インティワナ』など、カミソリの刃すら通さないと言われるほどの精巧な石積み技術を見ることができます。ちなみに、この石積みの方法にも謎が多く、未だ解明には至っておりません。

インカの石組

さて、そんな謎多き天空都市『マチュピチュ』の、名前の由来はご存じでしょうか? マチュピチュは1911年、アメリカの探検家ハイラム=ビンガム氏によって発見されました。一説によると、ビンガム氏がマチュピチュの向かいの山に立ち、そこにいた先住民に『あの遺跡の名前は何か』と尋ねたところ、今立っている山の名を聞かれたと思った先住民が『マチュピチュ(ケチュア語で『年老いた峰』)』と答えたことで氏が勘違いし、遺跡の名前が『マチュピチュ』となったとされております。その瞬間、400年もの永い眠りからようやく目覚め、空中都市『マチュピチュ』として新しく生まれ変わったのです。

道に佇む現地の人

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