クルーズ「MSCメラビリア」の命名式に行ってきました!

MSCクルーズが新造船「MSCメラビリア」の命名式をフランス・ル・アーブル港で行うとのことで行ってきました。ル・アーブル港は今年で開港500周年に当たり、その周年イベントとして「メラビリア」の命名式を招致したようです。

MSCメラビリアは、167,600トン、全長315メートル、全幅65m、19階建て、2,244キャビン、最大5,714名のお客様を乗せることができる、巨大な豪華クルーズ客船です。ゴッドマザー(名付け親)はあのイタリアが誇る名女優「ソフィア・ローレン」です。

MSCメラビリアMSCメラビリア

☆驚くほどの巨大な船体は何となくずんぐりしていて、飛行機でいうとエアバスの380みたいな感じです。

メラビリアはル・アーブル港の一番奥に停泊していて、チェックイン後はシャトルバスで船に向かいます。

チェックインカウンター

チェックインターミナル☆チェックインターミナルです

船内に入ると5階から7階まで吹き抜けの巨大なアトリウムがあります。レセプションデスクは5階にあります。6階と7階が吹き抜けになっている全長100m以上はあると思われるギャラリアの6階はショッピング系のお店を中心に、7階は各種の料理を出すレストランを中心にお店が並んでいます。

アトリウムカウンター

ショッピングセンター☆この辺りをプラプラしているだけでも時間は尽きません。

船内には全部でレストランが11ケ所、ラウンジやバーはなんと20ケ所もあります。その他、当然プールやジャグジー、ジムやスパからゲームセンター、ボーリング場、などまるで船内にいるとは思えない充実した施設が揃っています。

レストラン

☆ここはメインレストランの1つであるパノラマレストランです。

スペシャリティレストランとしては、鉄板焼きと寿司の海渡(かいと)やステーキハウス、イタリアンレストランなどもあります。スイーツのお店としては有名なジェラートとチョコレートのお店が入っていました。

鉄板焼き肉チョコレート店

☆超有名なチョコレートのお店らしいです!

もちろん、ヨットクラブもあります。ヨットクラブは14階から18階の前方にお部屋が用意されています。ヨットクラブには専用のコンシェルジュデスクやプール、ラウンジ、レストランなどを完備。

MSCヨットクラブ部屋レストラン

☆こちらの部屋はヨットクラブのデラックススイート、バスタブもついています。

その他、ウォータースライダー付きのプールやアスレチック、4Dシネマゲーム、キッズルーム、大人にはカジノもあります。本当に遊びつくせないほどの施設が充実しています。

プールカジノステージ☆この場所は19階です。海面からの高さは???

MSCメラビリアには世界で初めてシルク・ドゥ・ソレイユによるショー行われます!ステージは少し小さめながらシルク・ドゥ・ソレイユらしいファンタジックなショーでした!(残念ながらシルク・ドゥ・ソレイユのショーは撮影禁止です)

フランス・ル・アーブルの町をちょこっと観光。ル・アーブルは印象派が生まれた港町として有名ですが、あのノルマンディ上陸作戦が行われたノルマンディー地方にあり、残念ながら市街地は戦火で失われました。建築家オーギュスト・ペレにより1945年から64年にかけて再開発された現在の街並みは、2005年に都市計画による復興が認められ世界遺産に登録されています。

フランス・ル・アーブルの町フランス・ル・アーブルの町フランス・ル・アーブルの町

☆ノートルダム大聖堂には戦火の傷跡が今なお残っています。

☆印象はのコレクションで有名なアンドレ・マルロー近代美術館

いよいよ「MSCメラビリア」の命名式の始まりです。

20時過ぎに船を下りて埠頭に設置された特設会場に移動しました。会場はガラス張りのテントで出来ていて、席数は2,000席以上はあろうかという巨大なものです。命名式は20時45分から22時10分の予定。その後、船内に戻り夕食会が22時30分から、0時からショーが始まり午前1時ごろ終了の予定という南欧人らしい開催時間ですが、この時期のフランスの日没は22時30分を回りますからイベントの花火の打上を考えるとしょうがないのかなぁ。

命名式船から見た会場

☆巨大な会場も船と比べると小さく見えますね!

会場はお客様で満員の状態です。命名式の進行はフランスのコメディアン「ガッド・エルマレ」、ミニライブは国民的な歌手「パトリック・ブリュエル」でした。MSCクルーズの偉い方たちの挨拶やル・アーブル市長の挨拶、マクロン・フランス大統領のコメントなどが続いた後にメラビリアのオフィサー一同が入場してきました。

挨拶

挨拶

ソフィア・ローレン

☆ソフィア・ローレン、ネットで調べたら御年82歳でした。壇上の船長、ソフィア・ローレン、アポンテ氏、3人でシャンペンクラッシュのテープをカットした瞬間です。

命名式

テープカット

☆「MSCメラビリア」のオフィサー(士官)一同の入場でクライマックスの始まりです。

MSCの創業者「ミスター・アポンテ」が壇上で待つ中、ゴッドマザー・ソフィア・ローレンが船長のエスコートで会場に入場してきました。

ソフィア・ローレンの挨拶のあと、いよいよ恒例のシャンパンボトルを船体にぶつけて割るセレモニーです。ソフィア・ローレンの後ろに写る青いテープをカットすると、会場の外まで伸びているテープが括り付けられたシャンンボトルを振り子のようにメラビリアの船体にぶつけます。

MSCメラビリア

MSCメラビリア☆ちょっとピンぼけですが、シャンパンが船体にぶつかった瞬間です。

全てのセレモニーの終了とともに、港には花火が打ち上げられました。特設会場を出るとメラビリアが青いライトで美しくライトアップをされていました。時刻は予定を大幅に超えた23時過ぎ、これから船内のレストランに戻り記念の夕食会です。

花火MSCメラビリア記念撮影☆岸壁に並ぶオフィサーたちと記念撮影をしています。

やっとガラディナーの始まりです。時刻は23時30分、約1時間遅れています。夕食が終わったのは午前1時30分。その後シルク・ドゥ・ソレイユのショーを見せて頂き、全てのセレモニーが終了したのは午前2時30分を回っていました!しかし大変貴重で、興味深いイベントに参加できたことは大変光栄です!ありがとうございました!

レストラン

☆こちらがMSC社作成の動画です

>>「MSCメラビリア」に乗船するツアーはこちらから!

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又四郎(マタシロー)

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